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 近年、「スマートキーシステム」を搭載する自動車が増えている。スマートキーと自動車が微弱な電波で情報をやりとりし、遠隔からロックを解除する機構だ。送受信で使う電波は微弱なため、スマートキーと自動車が近づかないとロックを解除できない。また電波による通信は暗号化されている。

 だが、「リレーアタック」という手法を使った自動車の車両盗難が相次いでいる。リレーアタックはスマートキーが発信する電波を何らかの方法で中継し、あたかもスマートキーが自動車の近くにあるような状況を作り出す。

 リレーアタックを防ぐには、スマートキーが発する電波を止めるしかない。そのためには、スマートキーの電池を抜くか、スマートキーをケースで覆うなどして電波を遮断すればよい。電波を遮断するケースは自動車用品専門店や通販サイトなどで1000円程度(税別、以下同)から売られているが、100均ショップでも購入できる。

 セリアで購入した「車のリレーアタック防止キーケース」は、電波を遮断するナイロン製のケース。内部は電波を通しにくいアルミニウムシートで覆われている。スマートキーを入れるだけで、その電波を遮断する仕組みだ。

 面ファスナーにより、塞いだ状態を維持できる。筆者の自動車のキーは、見通しの良い場所であれば20メートル程度離れた場所で作動した。このケースにスマートキーを入れると、自動車から2メートル付近まで近づかないとロックが解除されなかったことから、電波をある程度は遮断しているとみられる。

セリアで購入した「車のリレーアタック防止キーケース」。素材にナイロン布を使い、カメラケースのような質感を持つ
セリアで購入した「車のリレーアタック防止キーケース」。素材にナイロン布を使い、カメラケースのような質感を持つ
価格は100円(税別)(写真はスタジオキャスパー、記載のないものは以下同)
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サイズは幅10×高さ13.5センチで、大きめのスマートキーでも余裕で入る。内部は電波を通しにくいアルミニウムのシートで覆われている
サイズは幅10×高さ13.5センチで、大きめのスマートキーでも余裕で入る。内部は電波を通しにくいアルミニウムのシートで覆われている
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