100均ショップには多くの乾電池が並んでいる。同じ店舗でもアルカリ電池を中心に2~4種類あり、正直どれを選んでよいか分かりにくい。そこで、ダイソー、キャンドゥ、セリア、ワッツといった大手100均ショップで売られていたアルカリ単3形乾電池を合計13製品購入。持ち時間を調査してどの製品が優れているかを調べた。
大手家電メーカー製の単3形乾電池の場合、4本組みなら200~500円(以下、税別)程度で売られている。1本当たりの価格は50~125円程度だ。100均ショップの単3形乾電池は2~6本組みが100円で購入できる。1本当たりの価格が約17~50円で、家電量販店で売られている単3形乾電池よりも安い。そこで大手家電メーカー製の電池との違いも調べた。
ダイソーで購入した単3形乾電池は「アルカリ電池 T052 No.3」「アルカリ電池 T052 No.18」「アルカリ電池 T828」「アルカリ電池 K2」の4種類。どの製品のパッケージにもダイソーの文字が記載されており、オリジナル製品とみられる。なお、パッケージから製品名が分かりにくかったため、記事ではパッケージに小さく書かれていた品名を記載した。
ダイソーで売られている4製品のうち3製品が5本入り、残りの1製品は6本入りだった。6本入りの製品は今回紹介する単3形乾電池の中で、1本当たりの価格が約17円と最も安かった。いずれの電池にも「Made in China」と記載されていた。
使用推奨期限は6本組みのアルカリ電池 T052 No.3とアルカリ電池 T052 No.18、アルカリ電池 T828は7年。K2のパッケージには特に使用推奨期限の記載はなかったものの、電池本体には必ず記載されている。2019年3月に購入した同電池に記載されていた使用推奨期限は2023年12月だったため、約5年とみられる。