100均ショップのデジタルグッズ売り場を見ると、数多くのUSBケーブルが売られている。最近はUSB Type-Cに対応するケーブルも増えてきた。今回はUSB Type-Cケーブルを中心に一風変わったUSBケーブルを紹介しよう。
ダイソーで売られていた「充電専用ケーブル」は、パソコンや電源アダプターなどのUSB Type-C端子から、Lightning端子を持つiPhoneやiPadを充電できるUSBケーブルだ。Lightning端子は充電専用端子となり、iTunesの同期やインターネット共有といったデータ通信には利用できない。
このケーブルは米アップルのMFI認証は受けていないため厳密にはLightningケーブルといえないが、最新OSに更新したiPhoneでも問題なく利用できた。また、最新のiPad ProはUSB Type-C端子を備えている。そのため、このケーブルでiPad ProとiPhoneを接続すると、iPad ProからiPhoneを充電できて便利だ。
最新のiPhoneはUSB PD対応の充電器と「USB-C - Lightningケーブル」もしくはMFI認証を得た同等製品があれば、バッテリーの残量を30分で最大50%まで充電できる高速充電を利用できる。だが、このケーブルでは利用できなかった。
ローソンストア100では、USB Type-C端子からmicroUSB端子の機器を充電できる「急速充電対応Type-C充電通信ケーブル」が売られていた。近年増えてきたUSB Type-C端子から、microUSBの機器を充電するのに重宝しそうだ。