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 100均ショップには、スマホを衝撃や高温から守るグッズが売られている。衝撃緩和グッズはケースや保護フィルムが主流だが、変わり種の製品もある。今回はこうしたスマホ保護グッズを紹介する。

 画面や背面などにガラスを素材として使うスマホは少なくない。ただ、ガラスは一定以上の力が加わると、その衝撃によりひび割れすることがある。そのため最近は、画面の表面に液体を塗り、乾燥後に薄い皮膜を形成。保護フィルムと同等の強度になるとうたう製品も売られている。ケース装着と比べ、スマホのかさがさほど増えないことが利点だ。液体コーティング剤は家電量販店や通販サイトだと安くても2000円程度(税別、以下同)だが、100均ショップでも入手できる。

 シルクで購入した「ガラス面用ナノコーティング 2ml」はスプレータイプの液体コーティング剤だ。画面に液体を噴霧し、付属の乾式のシートで薄く伸ばして塗り込む。液体は約1時間で硬化する。最後に乾式のシートで拭いてコーティング作業は完了する。

シルクで購入した「ガラス面用ナノコーティング 2ml」
シルクで購入した「ガラス面用ナノコーティング 2ml」
価格は100円(税別)。液体コーティング剤を充填したスプレーボトル、画面を清掃する湿式・乾式のシートなどが付属する(写真はスタジオキャスパー、以下同)
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画面部分にコーティング剤を噴霧。付属のマイクロファイバー素材のシートで薄く伸ばし、乾燥したら乾式シートで拭き上げる
画面部分にコーティング剤を噴霧。付属のマイクロファイバー素材のシートで薄く伸ばし、乾燥したら乾式シートで拭き上げる
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 液体の成分はパッケージによると水とシリコンダイオキサイド、チタニウムダイオキサイドと記載されていた。これらを調べてみると、シリコンダイオキサイドは二酸化ケイ素(SiO2)、チタニウムダイオキサイドは酸化チタン(TiO2)で、ガラスの成分に含まれている素材のようだ。この液体は時間がたつと硬化し、ガラスのような膜を形成して画面を保護する。

 液体の容量は2ミリリットルあり、説明書きによるとスマホ4台分に塗れる。この分量ならタブレット1台くらいは塗布できそうだ。液体が硬化した後の硬度は、JIS規格で定められた「引っかき硬度」に該当する単位で最上位の「9H」相当としている。液体コーティング剤が入ったスプレーボトルの他、コーティング剤を塗る前の画面清掃用シートが付属する。

 実際にスマホの画面に塗布してみたところ、肉眼で見る限り厚みに変化は出ない。ただし、塗布した部分は若干白くなっているように見えた。表面の状態が変わっているため効果はありそうだ。塗布後、効果は1年程度持続するという。