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 スマートフォンのバッテリー残量が乏しくなったとき、モバイルバッテリーがあればその場でスマホを充電できる。モバイルバッテリーはスマホだけでなく、デジタルカメラやゲーム機なども充電できるので、常に持ち歩いている人も多いだろう。充電式のモバイルバッテリーは家電量販店で2000円程度(税別、以下同)から、大手通販サイトの格安製品なら1000円程度から購入できる。それが100均ショップなら500円程度で手に入る。

 シルクで売られていた「充電式モバイルバッテリー」は4000mAh(ミリアンペア時)の充電池を搭載するモバイルバッテリーだ。価格は500円で100均ショップの商品としては高価だが、モバイルバッテリーとしては安い。パッケージまで同じ製品をキャンドゥでも見かけた。

 サイズは幅63.5×奥行き92.5×厚さ14ミリメートルとかなり小さい。ほぼ名刺大で小さなポケットにも入り、持ち運びに便利だ。重さもたった105グラムしかない。外装は樹脂製で、表面がなし地加工されているため指紋や傷が付きにくそうだ。上面には4つのLEDを備えており、バッテリー残量を把握しやすい。側面に電源ボタンもあるが、ケーブルを差し込むと自動的に電源が入る。側面にはストラップを取り付ける穴もある。

 現在、家電量販店などで売られているモバイルバッテリーの出力端子のほとんどが2A(アンペア)以上の大容量をうたい、タブレットの充電や急速充電に対応する。ただし、この製品の端子の出力は1Aと小さいため、それらには対応しない。

 モバイルバッテリーは電圧の変換などで電力を少し消費するため、充電池の容量すべてを充電に使うことはできない。モバイルバッテリーの場合、充電池の容量の6~7割程度が実容量と言われている。

 モバイルバッテリーを満充電した状態でバッテリー残量が20%の「iPhone XS Max」を充電したところ、充電開始から約3時間で100%まで充電できた。テスターで調べたところ3500mAhを超えていたので、なかなかの大容量だ。スマホを充電するには十分と言える。

 モバイルバッテリーの充電端子はmicroUSB端子を採用する。入力電流は最大1Aとパッケージに記載されているが、テスターで調べた限り、充電時の電流は0.5A程度しか流れていない。充電時の電力が少ないために、モバイルバッテリーを満充電にするのに6時間以上もかかった。なお、モバイルバッテリーを充電しながら出力端子を利用したスマホの充電は可能だった。

 充電に必要なケーブルは付属しない。充電機器に合わせた各種ケーブルを別途用意する。また、モバイルバッテリーの充電にもmicroUSBケーブルが別途必要となる。

価格は500円(税別)(写真はスタジオキャスパー、以下同)
シルクで購入した「充電式モバイルバッテリー」。写真の白以外に黒もあった
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素材に樹脂を使う外装は、なし地で加工されていて指紋や傷が付きにくい。上面には残量を示す4つのLEDを搭載する
素材に樹脂を使う外装は、なし地で加工されていて指紋や傷が付きにくい。上面には残量を示す4つのLEDを搭載する
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