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 2019年2月21日午後9時22分ごろに最大震度6弱の揺れが襲った北海道厚真町。18年9月に最大震度7を記録した北海道胆振東部地震の余震がいまだに続くなか、厚真町が自ら手掛けた大規模開発地で地震による地盤被害が大きな問題になっている。

 その開発地は、町が積極的に移住を促進した「ルーラルビレッジ」と「フォーラムビレッジ」だ。北海道胆振東部地震を受けて、直接基礎の住宅だけでなく地盤補強を行った住宅でも不同沈下が起こり、建物にも損傷が生じている。

2018年9月に発生した地震でルーラルビレッジ内の地盤が変状した時の様子。池の周囲で円弧状のすべりが発生。厚真町は震度7を観測した(写真:工藤 康雅)
2018年9月に発生した地震でルーラルビレッジ内の地盤が変状した時の様子。池の周囲で円弧状のすべりが発生。厚真町は震度7を観測した(写真:工藤 康雅)
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フォーラムビレッジ内に新築した住宅。築8カ月で地震によって住宅が不同沈下し、基礎に亀裂が生じた。傾きは0.27度で、一部損壊の被害認定を受けた。新築時の地盤調査で地盤補強が不要と判断されたため、直接基礎で施工していた(写真:日経ホームビルダー)
フォーラムビレッジ内に新築した住宅。築8カ月で地震によって住宅が不同沈下し、基礎に亀裂が生じた。傾きは0.27度で、一部損壊の被害認定を受けた。新築時の地盤調査で地盤補強が不要と判断されたため、直接基礎で施工していた(写真:日経ホームビルダー)
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 町は、2つの開発地の住民に向けた説明会を19年2月9日に開催した。そして、その場で地盤の変状を招いた想定要因を2つ挙げた。盛り土が地震で液状化したことと、厚真町に堆積する特有の火山軽石層「樽前d」が流動化したことだ。