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 北海道地震で被災したJR日高線の「厚真川橋りょう」を調査した結果、構造上の大きな損傷はなく、ずれた橋桁を元の位置に戻せば運行を再開できることが分かった。JR北海道は今月中旬にも復旧工事に着手し、12月上旬に運行を再開する見込みだ。同社が10月3日に発表した。

RC桁が最大約27cm横ずれした13P橋脚(写真:JR北海道)
RC桁が最大約27cm横ずれした13P橋脚(写真:JR北海道)
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 厚真川橋りょうは1956年に完成した長さ約255m(15径間)の橋で、9径間の鋼桁の両端で鉄筋コンクリート(RC)桁とつながる構造になっている。

 JR北海道が地震後に現地調査し、3P、4P、13Pの各橋脚上で計4カ所、橋桁がずれているのを確認した。ずれ幅が最も大きかったのは13P橋脚上で、線路の垂直方向に約27cm横ずれしていた。4Pでは約6cm、3Pでは約2cmと約3cm、同様にずれていた。

 JR北海道は、橋桁や橋脚の本体に損傷がないことを主に目視で確認し、橋脚の健全度を衝撃振動試験でチェックした。これと並行して、鉄道総合技術研究所がRC桁のずれの影響や原因、復旧方法などを調査。横ずれしたRC桁以外の桁や支承、橋脚の地表部に、運行に差し支える損傷がなかったことから、橋桁を元の位置に据え直せば復旧できるとJR北海道に報告した。

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