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 世界における日本の競争力をITの視点から捉えたとき、日本製のIT製品・サービスの世界マーケットシェアはハードウエア、ソフトウエア、ネットワーク、クラウドなどの各分野において軒並み下落の傾向にある。ここ20年で、ソニーやパナソニック、東芝のように卓越した家電や半導体技術で世界のトップを獲得してきた日本から、なぜIT分野では世界をリードする企業が生まれてこないのか。

 その理由の1つとして、オープンソフトウエア(OSS)を使いこなせていないことがあると思う。アップルにせよグーグル、アマゾンにせよ、彼らがビジネスに使っているソフトウエアのほとんどがOSSなのである。OSSとは、基本的にはインターネット上にソースコードが公開されていて、誰もがネットを通じてその開発に参加できるソフトウエアである。そして誰もが使用し配布できる。その代表的なものとしてはLinux OSが知られているが、それをOSSの第一の波だとすれば、その後登場してきたOSSのミドルウエアやデータベースが第二の波、そして第三の波が、Apache Hadoop、SparkやNiFiに代表されるデータ基盤だ。

次世代データプラットフォームの世界標準の提供がミッション

 IDCによれば、世界中のデータは現在、年率で30%近い増加を続けているという。つまりおよそ7~8年で10倍になる勘定だ。しかも、そこで新たに生成されるデータの85%が音声や写真、動画、センサーデータといった従来のデータベースやデータウエアハウスではハンドルできない非構造型データとなっている。

 それでは、そうした非構造化データを主体とする膨大なデータを処理するためのデータ基盤とはどうあるべきか。これに関し、新たなデータ基盤のコンセプトとして注目されているのが「Data Lake」というビッグデータ処理のアーキテクチャである。これは、あらゆるデータをネットワーク経由で収集し、OSSのデータ分散処理基盤であるHadoop上に蓄積していくもの。これによりOSSをベースにしたデータ基盤への注目がさらに高まっているわけだ。

 ホートンワークスは、米国Yahoo!に属していたHadoop開発コミュニティのコミッター24人によって2011年に創立された。世界中にあるすべてのデータを、規模、種類、さらにはデータソースなどを問わずに管理し、活用できるデータ基盤を市場に提供しようというのがその創立趣旨である。

日本でも多くの著名企業がホートンワークスを採用

 創立以来、ホートンワークスの事業は極めて順調に推移しており、会社立ち上げ後4年で売り上げ1億ドル、6年で2億5000万ドルをそれぞれ突破。これは、ITベンダーとしては世界最速となる。さらに、ホートンワークスの製品は、Microsoft Azure HDInsightに採用されたことを皮切りにIBMやDell EMC、NEC、テラデータ、HPE、シスコなどの各社にOEM採用され、現在では世界の2300社のパートナーと提携し、顧客のユースケースも1400を超える。

 ホートンワークスが現在提供している製品は大きく4つ。1つ目の「Hortonworks Data Platform(HDP)」は、会社創立当初から展開してきたビッグデータの基盤だ。Hadoop、Apache Sparkを中心に26のOSSコンポーネントを包含することにより、完結したビッグデータプラットフォームを実現している。

 2つ目の「Hortonworks DataFlow(HDF)」はIoT・データフロー基盤製品。Apache NiFiやApache Kafka、Apache StormなどのOSSの機能をベースに、あらゆるデータソースからリアルタイムでデータを収集することで、そのフローの適切な管理や、リアルタイムによるストリーミングデータ分析などを可能にする。HDFは、Industry 4.0の潮流のなかで取り組みが進む、スマートファクトリーの領域で導入が急加速している。3つ目の製品は、ビッグデータ・IoTのデータ基盤の上にAI・プロファイリングエンジンであるApache Metronを搭載した「Hortonworks Cybersecurity Platform(HCP)」である。HCPは2017年に登場したばかりだが、既に世界のテレコム企業、サービスプロバイダーにおいて採用されている。

 最後に4つ目の製品は、「DataPlane Service(DPS)」だ。同製品は、データの発生から蓄積、活用に至る一連のライフサイクルをすべて追跡・管理できるような機能が備えられている。

ホートンワークスが提供する次世代データ基盤
ホートンワークスが提供する次世代データ基盤
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 また、アマゾン・ウェブ・サービス、Microsoft Azure、Google Cloudなどのクラウド対応のツールCloud Breakも用意され、顧客ベースは急速に拡大している。今後、日本政府が提唱するSociety 5.0の時代、ホートンワークスに対する需要がますます高まっていくと期待している。