ペットと通勤もOK、父親も出産応援休暇が取れる

 実際にbaniera for ペットを利用している西山絵夢執行役員Brand Directorは、時々飼育している大型犬2匹と一緒に通勤している。仕事や家庭の事情で朝と夕方の散歩ができないときに、会社に連れてくる。犬は社内の会議室の1つにつないでおく。自宅から会社までは徒歩40分ほどで、散歩を兼ねて徒歩通勤。室内では用を足さないようにしつけてあるので、ペット用おむつをつけることもない。

 時折、手の空いている社員が、犬を外に連れだすこともある。ペットを子供のように思っている西山氏にとって「baniera for ペットについて聞いたときはうれしかった」という。海外のグループ会社との会議などがある場合、時差の関係で長いときは会社に11時間滞在することもあるからだ。申請は、業務で使っているチャットツールSlackで、事前に報告するだけでいい。

エウレカの西山絵夢執行役員Brand Director
エウレカの西山絵夢執行役員Brand Director
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 Head of BIというデータ解析部門のリーダー職に就いている鉄本環氏は、banieraのオンライン英会話学習補助制度を利用した。1回のレッスンに要する時間は25分間で、週3回のペースで受講している。きっかけは、海外のミーティングに同行することになり、英会話力をつけるためだった。できることなら避けていた英語によるコミュニケーションに、積極的に取り組めるようになるまで英会話能力がついたという。最終的には海外で開催するテックイベントで講演者として登壇することを目指している。「先日蕎麦屋で偶然話しかけられた海外のカップルに頼まれて、東京案内をした。以前の私ならあり得ない」(鉄本氏)。

エウレカ Head of BIの鉄本環氏
エウレカ Head of BIの鉄本環氏
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 エンジニアの長坂悟志氏は、banieraの出産応援休暇を利用して第一子の出産に立ち会った。出産応援休暇は男性社員を対象とした制度で、1カ月間に3日間の休暇を取得できる。長坂氏は「出産立ち合いで2日休暇を取得、1カ月検診の立ち合いで1日休暇を取る予定」だという。所属するチームは5人いるが、メンバーは総じて休暇の取得に理解があった。出産直前に休暇取得を申請した長坂氏のSlack投稿に、多くの社員が“激励”のコメントを寄せたという。もちろん、同社では可能な限り属人的な要素を取り除くように努力した結果、誰かがいなくても他の誰かがカバーできる体制が整っている。

エウレカ Lead Engineerの長坂悟志氏
エウレカ Lead Engineerの長坂悟志氏
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