2000年以降、急成長を見せるダイキン工業。過去17年で売上高を4倍以上に伸ばし、利益率も順調に高めてきた。事業の柱は「ローテク」と同社ですら呼ぶ空調機(エアコン)だ。日本のローテク産業の多くが新興国の企業の勢いに飲まれる中、ダイキン工業は海外を中心に売り上げを急速に伸ばしている。なぜそれができるのか。生産、開発、販売、人づくりにおいて同社の取り組みに迫る。

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