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 「ソフトウエア企業であるにも関わらず、トップに“ものづくり”のプロがいる。ウェイモには死角がない」――。

 グーグル(Google)の親会社であるアルファベット(Alphabet)傘下の自動運転開発ウェイモ(Waymo)を訪れた日系自動車関連企業のトップが、ため息をつく。面会したCEO(最高経営責任者)のジョン・クラフチック(John Krafcik)氏が、自動車工場を熟知する人物だったからだ。

 クラフチック氏は、韓国・現代自動車やトヨタ自動車などで経験を積んできた。トヨタ時代には、世界の工場を回って課題を探る業務に関わったとされる。米マサチューセッツ工科大学(MIT)で、リーン生産方式を研究した経験もある。ウェイモの弱点であるクルマの“ものづくり”の知識を補完するのにうってつけの人物である。