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 ドイツDaimlerは、クルマと運転者の接点となるHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)を刷新した。「MBUX(Mercedes-Benz User Experience)」と名付けた対話型インフォテインメントシステムで、採用第1弾は「Mercedes-Benz」ブランドの小型車「Aクラス」である。

 MBUXは現在、対応可能な言語は、音声で13種類、テキストで13種類以上。地域ごとに発音のローカル化を図っている。例えば、関西弁で「めっちゃ暑いねんけど」と話しかけてもエアコンの設定温度を下げてくれる。こうした細かい作り込みを含め、MBUXの開発を担当したDaimlerのトビアス・キーファー(Tobias D. Kiefer)氏に話を聞いた。

Daimler Manager User Interaction Concepts, MBUX all carlines Tobias D. Kiefer氏
Daimler Manager User Interaction Concepts, MBUX all carlines Tobias D. Kiefer氏
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MBUXをAクラスから導入したのはなぜか。

 世界的に見ても、このような最新技術は若い人たちが親しんで使いこなしている。まずは若いオーナーが多いAクラスに初搭載することにした。

 我々は、顧客にベストなユーザー体験を提供したいと考えている。より直感的なものを提供するために、従来とは大きく異なる新しいシステムを考えた。現代の人はスマートフォンや飛躍的に進化した家電を使いこなしており、クルマに対する期待も大きく変化している。

 つまり、従来のやり方や考え方でクルマを開発していては、本当に良いものは提供できない。将来的に考えれば、こうした「体験」の観点が大きな差異化につながると考えている。