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 宇宙関連機器の開発を手掛けるマッハコーポレーション(横浜市)は、宇宙での利用が可能な耐放射線性を備えたカメラを宇宙以外の用途に展開しようとしている(図1)。このカメラは、JAXAと共同開発したものである。

図1 250万Gyの放射線に耐えるカメラ
図1 250万Gyの放射線に耐えるカメラ
マッハコーポレーションとJAXAが開発した耐放射線カメラ(左の写真)。放射線破壊限界試験の結果、250万Gyの放射線にさらされても正常に作動することを確認した。耐放射線CMOSイメージセンサーを搭載する(右の図)。(図、写真:共にマッハコーポレーション)
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 「従来200~1000グレイだった」(同社 代表取締役社長の赤塚剛文氏)という耐放射線カメラの性能を数千倍の250万グレイ以上に引き上げた(図2)。実現不可能との見方があった原子炉の廃炉作業用ロボットや原子力発電所の安全システムなどに応用することを狙っている。

図2 マッハコーポレーション 代表取締役社長の赤塚剛文氏
図2 マッハコーポレーション 代表取締役社長の赤塚剛文氏
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