技術士第二次試験 建設部門 「専門知識と応用能力」を問う専門論文
目次
-
建設環境 過去問題と解説 2022年度
2022年度の「建設環境」は、道路または鉄道の工事に伴う騒音対策、猛禽類の前倒し環境調査、Eco-DRRの導入と留意事項、建設発生土または建設汚泥のリサイクルの4問でした。
-
施工計画、施工設備及び積算 過去問題と解説 2022年度
2022年度の「施工計画、施工設備及び積算(施工計画)」は、切り土法面保護工、ECI方式、墜落災害の防止規定の改正、コンクリートの中性化と鉄筋腐食をテーマとした4問が出題されました。
-
トンネル 過去問題と解説 2022年度
2022年度の「トンネル」は、鋼製支保工の効果、切り羽の観察項目、地下連続壁の本体利用、セグメント製作時の品質検査をテーマにした4問が出題されました。
-
道路 過去問題と解説 2022年度
2022年度の「道路」は、車道の縦断勾配の設定と特例値、踏切道改良促進法の改正、アスファルト舗装の再生利用、盛り土の地震時の安定性照査の4問でした。
-
河川、砂防及び海岸・海洋 過去問題と解説 2022年度
2022年度の「河川、砂防及び海岸・海洋(河川砂防)」では、2種類の外力を踏まえた浸水深と浸水区域の説明、ダム総合点検の手順と健全性の評価、土砂災害時の流木の影響と砂防基本計画における捕捉のための施設計画、設計高潮位の設定方法の4問が出題されました。
-
都市及び地方計画 過去問題と解説 2022年度
2022年度の「都市及び地方計画(都市計画)」では、開発行為が規制される災害ハザードエリアの区域と規制内容、街路事業のB/C、道路の機能発揮に向けた建築基準法の規制、特定生産緑地制度の背景と概要の4問が出題されました。
-
鋼構造及びコンクリート 過去問題と解説 2022年度
2022年度の「鋼構造及びコンクリート(鋼コンクリート)」のII-1は、腐食防止、座屈、セメントの種類、充填不良の原因と対策を題材とした4問で、幅広い専門分野をカバーしていました。
-
土質及び基礎 過去問題と解説 2022年度
2022年度の「⼟質及び基礎(⼟質基礎)」のII-1では、地盤剛性、盛り土の品質管理、圧密、杭基礎に関する4問が出題されました。広い領域にわたって問われた格好です。
-
建設環境 過去問題と解説 2021年度
2021年度の建設環境のテーマは、富栄養化に伴う水域の生息環境改善、グリーン成長戦略、SDGsにおける生物多様性保全、再生可能エネルギーに関する環境影響評価、の4テーマでした。「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」や環境影響評価法施行令の改正といった時事的な切り口の問題が出題され…
-
施工計画、施工設備及び積算 過去問題と解説 2021年度
21年度は、II―1―1が軟弱地盤上の盛り土による周辺の変状対策、II―1―4が高流動コンクリートについての問題です。II―1―2のテーマは建設キャリアアップシステム(CCUS)で、II―1―3は足場の倒壊防止でした。いずれも、難度はさほど高くありません。
-
トンネル 過去問題と解説 2021年度
山岳トンネルは、II―1―1が設計手法に関する問題。II―1―2がロックボルトについての出題でした。これまでの出題テーマは、計測工や吹き付けコンクリート、覆工のひび割れ低減策など多岐にわたります。難度はそれほど高くありません。土木学会のトンネル標準示方書などを読み込んで対策を講じましょう。
-
道路 過去問題と解説 2021年度
II―1―1は、計画に関する基本的な内容です。道路計画などの実務に携わる受験者にとっては答えやすい設問でしょう。II―1―2で問われた特定車両停留施設は、道路法の改正で創設されたばかりです。バスやタクシー、トラックなど事業者専用の停留施設を道路付属物として位置付け、交通結節点として活用します。
-
河川、砂防及び海岸・海洋 過去問題と解説 2021年度
II―1―1は、河川堤防の破壊プロセスと対策に関する出題で、基本的な内容でした。ダム・貯水池に関するII―1―2では、14年度や18年度と同じくダム再生について問われました。20年度は貯水池の土砂管理、19年度は耐震性能照査、17年度は堆砂の還元、について出題されています。
-
都市及び地方計画 過去問題と解説 2021年度
II―1―1では、東日本大震災の復旧における「防災集団移転促進事業」と「土地区画整理事業」の使われ方が出題されました。2020年3月に防災集団移転促進事業による宅地造成が完了しているため、時事的な問題と言えます。
-
鋼構造及びコンクリート 過去問題と解説 2021年度
2021年度の鋼コンクリートのII―1―1からII―1―3までは、単純に知識を述べる問題です。鋼構造では破壊現象や接合方法について問われました。II―1―3では、高強度のコンクリートまたは鉄筋について、その特徴と設計・施工の留意点を示します。一般に、高強度のコンクリートはワーカビリティーの低下や自…
-
土質及び基礎 過去問題と解説 2021年度
II―1は、4問から1問を選び、緑色の答案用紙1枚で解答します。配点は10点です。2021年度の「土質及び基礎(土質基礎)」は、擁壁、基礎、土質試験、液状化に関する4問で、幅広い専門分野をカバーした内容でした。いずれも、珍しいテーマではありません。近年は法面対策や圧密沈下、土留めについての問題など…
-
建設環境 過去問題と解説 2020年度
II―1―2は、2019年度に続いて建設リサイクルに関する出題でした。実務で経験している受験者はもちろん、過去問などで勉強した受験者も容易に解答できます。II―1―3は、土壌汚染対策のガイドラインに関する設問です。こちらも経験者ならば問題なく答えられます。質問が少し細かいため、未経験の受験者にとっ…
-
施工計画、施工設備及び積算 過去問題と解説 2020年度
II―1―1は法面の安定対策がテーマで、「土質及び基礎」のII―1の出題とほぼ同じです。経験者なら容易に解答できるはずですが、問われている内容が多岐にわたるため、上手く整理しなければ答案用紙1枚に書き切れません。
-
トンネル 過去問題と解説 2020年度
山岳トンネルの早期併合に関するII―1―1の設問は、NATMの実務者であれば日常的に検討する内容です。NATMに関する出題は、毎年難度が低く設定されています。
-
道路 過去問題と解説 2020年度
II―1―2の「歩行者利便増進道路」は、20年の道路法改正で導入されたばかりです。時事性が高いテーマで、多くの受験者が準備していたはずです。対策を講じていれば解答は容易でした。II―1―4の落石対策も難しくなく、サービス問題だったと言えます。