「IT経営」のアクセスランキングには上位20位中、実に6本も人材や働き方を取り上げた記事がランクインした。3位のシニアSEの働き方に関する記事は、ある年齢よりも下のエンジニアが好まれる傾向が依然として残っている現実を明らかにした。7位の残業を取り上げた記事は「残業している人はがんばっている」との考え方は時代遅れであると一刀両断。いずれも背景には人手不足がある。特にIT業界はエンジニアの獲得競争が激しい。10位にランクインした記事のように「優秀な人ほど辞める」状況に陥らないためにも、改めて記事を読み直してみよう。
2019年上期の移行作業完了に向けて、現在進行中であるみずほ銀行の勘定系システム統合も高い関心を集めた。5位にランクインした移行スケジュールに関する記事は、巨大システム統合の進捗をいち早く報じて広く読まれた。次なる関心は、18位にランクインした「平成とともに終わる、みずほ銀システム統合の特需」がどうなるかだ。2019年も、日経 xTECHはみずほの行方を追い続ける。
電子レシートや共通ポイント、ZOZO、NTTのIT新会社など、2018年に話題になった言葉がランキングに並ぶ中、ダントツの1位に輝いたのはヒト型ロボット「Pepper(ペッパー)」。Pepperを導入している企業にアンケートを実施し、更改を予定する企業がわずか15%にとどまる事実を明らかにした。2019年も新たな技術やそれらを使った製品やサービスが登場するだろう。導入する際の参考にしていただければ幸いである。
IT経営のアクセスランキング
期間:2018年2月13日~12月10日