日経 xTECHが2018年2月にオープンして初となる、「IT総合」アクセスランキング。年間1位になったのは「打倒LINE」のスクープだった。「NTTドコモとau、ソフトバンクが打倒LINEで結託」の記事では、携帯大手3社が2018年5月に始めたメッセージングサービス「+メッセージ」の採用をどこよりも早く報じた。世界規格「MMS(マルチメディアメッセージングサービス)」を一斉に導入。普及を図るため、競合3社が足並みをそろえ、LINEに代表されるメッセージングサービスへの対抗策を打ち出すという異例の出来事だった。
SEは「技術力があれば十分」と思いたいところだが、ファッションも重要なのか?読者のこんな疑問に答えた「スーツにリュックは非常識、合成皮革の靴もダメ」が2位に入ったのは意外だった。著者は「スーツ姿にリュック背負いは変。ビジネスの現場では、何のメリットもない」と断言する。反論が出てもおかしくない強い主張が、読者の関心を呼んだ。著者は高価な商品を薦めているのではなく、ビジネスでやり取りする相手の目線に立って気配りすることが重要だと語っている。
3位は「さらばペッパー、契約更改を見送った企業の本音」。ソフトバンクが満を持して世に送り出したヒト型ロボット「Pepper(ペッパー)」。しかし、レンタル契約の更改を予定する企業は非常に少なかった。登場から3年がたち、「Pepperの集客力が低下した」と感じる企業が多いという事実を初めて明らかにした。
IT総合のアクセスランキング
期間:2018年2月13日~12月10日