2018年の「AI(人工知能)/機械学習」の分野では、インタビュー記事「『天才なら1億円でいいじゃん』、ゾゾ前澤社長の最終判断」が最もよく読まれた。ファッション販売サイトを運営するZOZO(旧スタートトゥデイ)がAI人材の獲得を含め、天才や逸材を高給で処遇する方針を示したもの。ZOZO の前澤友作社長の発言と体形採寸スーツ「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」が世間を騒がせた1年でもあった。
ZOZOの記事を含めて、AIをビジネスに生かすユーザー企業の取り組みを紹介する記事が上位にランクインした。「AIで離職率を半減させた会社、ハラスメント上司を見抜くソフト」「9000種類の『遊戯王』カードを画像認識で判別、コナミが独自手法開発」などだ。既にAIが当たり前のように、企業に浸透していっている様が見て取れる。
するとAI活用やAI人材の処遇で、壁にぶつかる企業も増えてくる。「2年で辞めて大学に戻る、AI学生と企業に埋まらぬ溝」「理想と現実のギャップに苦しむ、IBMのWatsonユーザー」などの記事が上位に食い込んだのは、AIが浸透したことの裏返しでもある。2019年もAIブームは続くだろうが、AIが一般化すれば、悩みも尽きなくなる。
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期間:2018年2月13日~12月10日