
年末恒例の年間アクセスランキングを発表します。日経 xTECHでは様々な話題を取り上げてきましたが、読者の皆さんはどんな記事に大きな関心を示したでしょうか。分野別のランキングから2018年を振り返ってみましょう。
年末恒例の年間アクセスランキングを発表します。日経 xTECHでは様々な話題を取り上げてきましたが、読者の皆さんはどんな記事に大きな関心を示したでしょうか。分野別のランキングから2018年を振り返ってみましょう。
日経 xTECHがオープンして初となる、「IT総合」アクセスランキング。年間1位になったのは「打倒LINE」のスクープだった。携帯電話3社が2018年5月に始めたメッセージングサービス「+メッセージ」の採用をどこよりも早く報じた。
取引所からの大量流出による「仮想通貨バブル」の崩壊で幕を開けた2018年。FinTech関連の読者は、キャッシュレス社会の行く末を見守っているようだ。
2018年は、高い信頼性が求められる業務システムにもクラウドサービスを利用する企業が大幅に増えた。「クラウド」分野のアクセスランキングには、そうした状況の変化が強く反映された。
「IT経営」のアクセスランキングには上位20位中、実に6本も人材や働き方を取り上げた記事がランクインした。現在進行中である、みずほ銀行の勘定系システム統合も高い関心を集めた。そんな中、ダントツの1位に輝いたのは、ヒト型ロボット「Pepper(ペッパー)」の末路である。
2018年の「AI/機械学習」の分野では「『天才なら1億円でいいじゃん』、ゾゾ前澤社長の最終判断」が読まれた。ファッション販売サイトを運営するZOZO(旧スタートトゥデイ)がAI人材の獲得に動いたのは、PB商品「ZOZO」の発売に踏み切ったため。前澤友作社長の発言とZOZOSUITが世間を騒がせた…
2018年に読者の興味を引いたキーワードは、シニアSE――。ITキャリアアップに関するアクセス数上位の記事からは、そんな総括ができそうだ。
2018年の「ITセキュリティ」分野では、危険だと指摘されていても使い続ける人が多いプロトコルやソフトウエアの記事がよく読まれた。2位はファイル共有プロトコル「SMBv1」、11位はファイル共有ソフト「Winny」、16位はWebブラウザーの「Internet Explorer」を取り上げている。
ソフト開発分野のアクセスランキングは「27億円の賠償巡り新たなIT裁判始まる、文化シヤッターが提訴」が2位以下に大きく水をあけダントツの1位だった。
「ITシステム」分野で2018年に最も多くの読者の関心を集めた記事は、「[特報]日本最大のIT企業が誕生へ、NTTが国内外のIT事業統括会社を新設」だった。日経コンピュータの取材で明らかになったスクープ記事である。日本最大のITサービス会社の誕生を報じる記事とあって、その注目度は極めて高かった。
2018年の「ネットワーク」分野で関心が高かったテーマは「遅すぎる光回線」だった。2位の「遅すぎる光回線を速くするルーター、何が違う?」、3位の「遅すぎる光回線、『IPv6で速くなる』の虚実」がこの話題を取り上げている。
PC分野のランキングでは、「低価格」「トラブル」といたキーワードに関連する記事が目立った。PC周辺機器の紹介記事は5本がランク入りし、うち3本が100均ショップにあるPC周辺製品のレビューだった。
2018年に「モバイル」分野で読者の関心が高かったのは、米アップル(Apple)の「iPhone」や「iPad」関連の記事だ。上位20本のうち、8本を占めた。そのアップルを押さえて1位となったのは、「[特報]NTTドコモとau、ソフトバンクが打倒LINEで結託」だった。