2018年の活躍が目覚ましく、19年にさらなる飛躍が期待される人物はだれか──。日経アーキテクチュアは、建築に関わる50組の候補者の中から、編集部全員の注目度評価による上位10組を「10大建築人」として選出。建築界や社会に対して最も影響力のある人物を「アーキテクト・オブ・ザ・イヤー」とした。注目度評価で1位になったのはフランス・パリを拠点とする建築家の田根剛氏だ。現在、進行中の設計プロジェクトは20を超え、同時に「アーキテクト・オブ・ザ・イヤー2019」に輝いた。10組へのインタビューをお届けする。

目次(カッコ内は公開日)
- アーキテクト・オブ・ザ・イヤー2019に田根剛氏
10大建築人第1位、Atelier Tsuyoshi Tane Architectsの田根剛代表(2018年12月17日) - デジタルの世紀の都市づくりに挑む、チームラボの猪子寿之氏・河田将吾氏
10大建築人第2位、チームラボ・猪子寿之代表+チームラボアーキテクツ・河田将吾代表(2018年12月18日) - 異分野とつなげ文化を生む余白つくる、ライゾマティクス・齋藤精一氏
10大建築人第3位、ライゾマティクスの齋藤精一代表取締役(2018年12月19日) - 建物の保存・活用の仕組みづくりが結実、工学院大・後藤理事長
10大建築人第4位、工学院大学の後藤治理事長(2018年12月20日) - シーラカンスの伝統を貫き設計プロポで飛躍、CAt・赤松佳珠子氏
10大建築人第5位、CAt(シーラカンスアンドアソシエイツ)の赤松佳珠子代表(2018年12月21日) - 男性優位の建築界で闘い英国の栄えある賞に、長谷川逸子氏
10大建築人第6位、長谷川逸子・建築計画工房の長谷川逸子代表(2018年12月25日) - 新キャンパス設計者が学長に、大学改革を推進する山本理顕氏
10大建築人第7位、山本理顕設計工場主宰・名古屋造形大学学長の山本理顕氏(2018年12月26日) - 「建築の日本展」を成功に導いた美術館のプロ、森美術館の前田尚武氏
10大建築人第7位、森美術館デザイン・コンサルティングの前田尚武マネージャー(2018年12月26日)