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(写真:日経コンストラクション)
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 「貴重な体験でした。紙芝居とても分かりやすかったです」。大豊建設の三好浩司は、現場見学会に招いた小学生からのお礼の手紙を大切に取ってある。

 三好は現在、東京都葛飾区を流れる中川の護岸耐震補強工事の所長を務める。既設のコンクリート護岸の前面に鋼管矢板を圧入した後、台船を使って両岸から川幅の3分の1ずつの範囲にある河床を深層混合処理工法で改良する。さらに、鋼管矢板の上部に笠コンクリートをかぶせ、遊歩道も整備する。

 都は下流側から順に工事を発注。大豊建設は2009年度から、9期連続で計12件の工事を受注した。三好は当初から継続して所長の重責を担っている。

 同様の護岸工事は、今後も続くとみられる。しかし、近隣の住民にとって、大きな台船が川に何隻も浮かぶ姿は目に付くものの、工事内容を知る人はほとんどいなかった。「長くお世話になる住民に工事のことを知ってもらい、もっと密着した活動ができないか」と三好は考えた。

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