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 山形県が2016~17年度に実施した護岸工事の根固め工で、設計の不備があった。根固めブロックと護岸との間の隙間を埋める対策を設計に盛り込まず、護岸の基礎が洗掘から守れない状態になっていた。

根固め工の断面図
根固め工の断面図
(資料:会計検査院)
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 問題が見つかったのは、米沢市赤崩地区において、豪雨で被災した最上川の護岸などを復旧する工事。整備した護岸の基礎を保護するため、基礎前面の河床にコンクリート製の根固めブロックを3列に並べた。敷設幅は5.79mで、延長は46.8m。

 県は、日本河川協会の「建設省河川砂防技術基準(案)同解説」(以下、技術基準)などに基づき、根固めブロックの天端を計画上の河床の高さに合わせ、護岸側の端部の位置を護岸基礎の川側端部と一致させた。