2019年11月、パルコの旗艦店である新生「渋谷PARCO」がグランドオープンしました。デザインとテクノロジーを融合させた、斬新な複合施設になっており、開業後は大きなにぎわいを見せました。新型コロナウイルス感染症の影響で一時休業していましたが、6月からは営業再開しています。今回は、そんな見どころ満載な渋谷PARCOを、日経クロステック編集部のバーチャル記者「黒須もあ」が動画で解説します。(日経クロステック編集部)
こんにちは、日経クロステック新人記者の黒須もあです。今回は2019年11月にリニューアルした渋谷PARCOを取材してきましたー!新生渋谷PARCOは、ただおしゃれなだけではなく、「ファッション」「アート&カルチャー」「エンターテインメント」「フード」「テクノロジー」という5つの軸を組み合わせた、新しい複合施設として生まれ変わりました!今回はその見どころを動画で紹介します!
渋谷PARCOでまず目を引くのが独特な建物の形です!これは渋谷の特徴である坂道と、渋谷カルチャーを形成する「クリエイターの原石の集積」を建物に融合した形として表現したんだそうです。建物の外周に沿ってらせん状に通路や階段がぐるっとつながっていて、商業施設が入っている10階までこれで上ることができます。パルコはこれを「立体街路」と呼んでいます。
館内には200近い個性的な店舗が集結しているほか、複合施設の先駆けらしくエンターテインメントや渋谷カルチャーの発信拠点となる施設や店舗がひしめき合っています。例えば、8階には劇場や映画館が、4階にはミュージアムが、地下1階にはギャラリー「GALLERY X」などがあります。このほか、任天堂の公式ストア「Nintendo TOKYO」や、ポケモンが運営する「ポケモンセンターシブヤ」なども、開業以降大人気でした!話題のeスポーツを体験・観戦できる大きなカフェもあるんですよ!
地下1階には“カオス”なレストランフロアが広がっています。環境デザインは、建築家の藤本壮介氏が担当しました。天井や床に鏡面素材を使い、店舗や店内、通路を行き交う人たち、そして旧・渋谷PARCOのロゴマークの一部などが、食空間を取り囲むように鏡に映り込みます。ここには、以前フードテック動画で取り上げた「昆虫食」を食べさせるレストランまであります!
最新テクノロジーの採用も渋谷PARCOの特徴の1つです!例えば5階にある「PARCO CUBE」は、新しい買い物体験を提案しています。大きなデジタルサイネージをタッチしながら、自由に商品を探すことができるんです。残念ながら現在は新型コロナウイルス感染症対策の一環でサービスを休止していますが、落ち着いたら使えるようになるはずです。
気になる商品があれば、自分のスマートフォンのQRコードリーダーで2次元バーコードを読み取り、買い物かごに入れられます。サイネージの画面とスマホアプリ「POCKET PARCO」が連動する仕組みになっているんですね。POCKET PARCOを使うと、ステイホームでもPARCOのアイテムをじっくり検討してから買うこともできるんです!
それでは最後に…
最後の締めに、いつものあれ、お願いします。クロステーック!!!