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 2020年11月10日と同月12日に、次世代ゲーム機計4機種がそろって発売される。米Sony Interactive Entertainmentの「PlayStation 5(PS5)」2機種と、米Microsoftの「Xbox Series X」「同Series S」である。発売に先立ち、製品の分解の様子や価格戦略についてのニュースを、日経クロステック編集部のバーチャル記者「黒須もあ」が動画で紹介します。(日経クロステック編集部)

【解説動画】次世代ゲーム機!PS5!Xbox!最新情報【黒須もあ】
【解説動画】次世代ゲーム機!PS5!Xbox!最新情報【黒須もあ】
画像のクリックでXmoa_channelの動画を再生 https://www.youtube.com/watch?v=-U3T47f7EIc (出所:日経クロステック)

 こんにちは、日経クロステック記者の黒須もあです。注目の次世代ゲーム機が、いよいよ今週に発売されます!米Sony Interactive Entertainment(ソニー・インタラクティブエンタテインメント、SIE)の「PlayStation 5(PS5)」と、米Microsoft(マイクロソフト)の「Xbox Series X」「同Series S」です。今回は、この2社の次世代機やゲーム事業に関するニュースから3本をピックアップして動画で紹介します!

次世代ゲーム機やゲーム事業に関するニュースから3本をピックアップしました!
次世代ゲーム機やゲーム事業に関するニュースから3本をピックアップしました!
(出所:日経クロステック)
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PS5が分解でバラバラに!

 SIEは2020年10月7日、PS5の分解動画を公開しました。同社はこれまでも、新型機が登場するごとに分解動画を公開してきましたが、発売1カ月以上前に公開するのは異例のことです。7分ほどの動画を通じて、構想設計から5年掛けて進めてきた「美しい設計」の一端が垣間見えます。

 動画内では冒頭、PS5をPS4より一回り大きくしたことが、演算処理性能や静音性などで大幅な向上を果たしたと説明します。後日、取材した記者によると「PS5の方が総じてPS4よりも静か」なんだって! 今回は公開された動画をお借りして、PS5の分解の様子を駆け足で見ていきます!メイン基板には、話題の「液体金属」の熱伝導材料が使われていますよ!

歴代プレイステーションの熱設計や機構設計などを手掛けてきた技術者、鳳 康宏さんが自ら分解して解説しています!
歴代プレイステーションの熱設計や機構設計などを手掛けてきた技術者、鳳 康宏さんが自ら分解して解説しています!
(出所:日経クロステック)
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次世代ゲーム機の価格戦略!

 次の話題は、次世代ゲーム機の価格戦略についてです!まずは2社の次世代ゲーム機の価格を確認しましょう。PS5は、光ディスクドライブを搭載した標準機種と、非搭載の「Digital Edition」の2機種で、価格はそれぞれ標準機種は499.99米ドル、4万9980円(税別)で、安価なDigital Editionは399.99米ドル、3万9980円(同)です。一方の新型Xboxは、高性能なXbox Series Xが499.99米ドル、4万9980円(同)で、価格を抑えたXbox Series Sが299.99米ドル、2万9980円(同)となっています。

 ここでMicrosoftは、定金額を払うことで、サービスや商品を契約した期間、継続的に利用できる権利を得るサブスクリプション(サブスク)型ゲームサービスを新型Xboxの本体と組み合わせて提供する月額プラン「Xbox All Access」をアメリカなど12カ国で提供すると発表しました。支払期間は24カ月で、Xbox Series Sを組み合わせたプランは月額24.99米ドル、Xbox Series Xなら同34.99米ドルです。ハードウエアもサブスク化することで、購入のハードルを下げる戦略ですが、今のところ日本は対象外とのこと。残念……。

Xboxの上位機種 Series XとPS5の性能や機能はほぼ同等で、価格も同じ。真っ向勝負ですね!
Xboxの上位機種 Series XとPS5の性能や機能はほぼ同等で、価格も同じ。真っ向勝負ですね!
(出所:日経クロステック)
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Xboxアジア統括が語るMSの戦略

 最後の話題は、Xboxを巡るMicrosoftの戦略についてです。同社は、2020年9月にオンライン開催された「東京ゲームショウ2020(TGS2020)」に出展しました。同社がTGSに出展するのはなんと6年ぶりです。Xbox全体の責任者であるHead of Xbox のフィル・スペンサーさんが登場し、Xbox Series X/Sを中心に、同社が考える次世代ゲームの情報を多数提供しました。

 これに関連して日経クロステックはXbox事業のアジア地域を統括するHead of Xbox Asiaであるジェレミー・ヒントンさんにインタビューしました! ヒントンさんは「プレーヤーが、好きなゲームを好きな人と、好きな時間に好きなデバイスでプレーできるような環境づくりが求められており、それに注力して、30億人のゲームプレーヤーにアクセスするのがマイクロソフトの戦略だ」と説明しました!

 その主たる例が、「クラウドゲーム」なんだそうです! 残念ながら日本ではまだサービス提供されていませんが、ヒントンさんは「2021年前半にも日本でも開始する」と力強く述べました。さらに、ゲーム機本体付きサブスク・サービス「Xbox All Access」についても、「日本でいずれ提供したい」と意欲を見せました!

Xbox事業のアジア地域を統括するHead of Xbox Asiaであるジェレミー・ヒントンさんにインタビューしました!
Xbox事業のアジア地域を統括するHead of Xbox Asiaであるジェレミー・ヒントンさんにインタビューしました!
(出所:日経クロステック)
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それでは最後に…

 最後の締めに、いつものあれ、お願いします。クロステーック!!!

いつものあれ、いっしょにお願いします。「クロステーック!!!」
いつものあれ、いっしょにお願いします。「クロステーック!!!」
(出所:日経クロステック)
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