全3618文字
PR

「PM」「社内SE」など、求められる人材像に変化

 業務がリモート環境に移行したこと、市場や技術トレンドの変化に素早く対応する必要があることなどから、職種によっては求められる能力が少しずつ変わってくるかもしれません。

 例えば、幅広い業種の企業から多くの求人があるプロジェクトマネジャー(PM)。最近はPMの選考において「オンラインでもしっかりとコミュニケーションを取り、進捗管理ができる」という点を重視する企業も見られます。

 また、新しいビジネスを創出していくために、さまざまなステークホルダーと協働したり、場合によってはアライアンスを組んだりする力を求める企業も増えています。

 「社内SE」の採用にも変化が見られます。社内SEといえば、以前は「腰を落ち着けてゆったりと働きたい」という志向の人に人気のポジションでした。しかし近年、社内SEに求められる要素が「社内システムの安定稼働」から「業務効率化や新しいサービスの提案」へと変わってきました。自社内で新しい取り組みにチャレンジしたい方、変化することに対して前向きな方がフィットするようになっています。