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 ベネッセホールディングスは2022年3月7日、香川県直島町で2つのアート施設が同12日にオープンすると発表した。瀬戸内海に浮かぶ直島で安藤忠雄氏の9つ目の建築「ヴァレーギャラリー」と、現代美術家・杉本博司氏の作品空間を改修して拡張した「杉本博司ギャラリー 時の回廊」の2つだ。杉本博司ギャラリーは、安藤氏が設計した宿泊施設「ベネッセハウス パーク」内にある。

 ヴァレーギャラリーは祠(ほこら)をイメージした半屋外の建物と、周辺の屋外空間を一体で整備した施設だ。アーティストの草間彌生氏による作品「ナルシスの庭」と、06年からこの地にあるアーティストの小沢剛氏による作品「スラグブッダ88」が一部改変されて展示される。

直島にできる安藤忠雄氏の9つ目の建築「ヴァレーギャラリー」に展示される、草間彌生氏の作品「ナルシスの庭」(写真:森山 雅智、提供:ベネッセホールディングス、Yayoi Kusama, Narcissus Garden, Stainless steel spheres, 1966/2022, Copyright of Yayoi Kusama)
直島にできる安藤忠雄氏の9つ目の建築「ヴァレーギャラリー」に展示される、草間彌生氏の作品「ナルシスの庭」(写真:森山 雅智、提供:ベネッセホールディングス、Yayoi Kusama, Narcissus Garden, Stainless steel spheres, 1966/2022, Copyright of Yayoi Kusama)
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設置された草間氏の作品「ナルシスの庭」(写真:森山 雅智、提供:ベネッセホールディングス、Yayoi Kusama, Narcissus Garden, Stainless steel spheres, 1966/2022, Copyright of Yayoi Kusama)
設置された草間氏の作品「ナルシスの庭」(写真:森山 雅智、提供:ベネッセホールディングス、Yayoi Kusama, Narcissus Garden, Stainless steel spheres, 1966/2022, Copyright of Yayoi Kusama)
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ヴァレーギャラリーの屋外に展示される小沢剛氏の作品「スラグブッダ88」(写真:森山 雅智、提供:ベネッセホールディングス、小沢剛《スラグブッダ88―豊島の産業廃棄物処理後のスラグで作られた88体の仏》2006年/2022年)
ヴァレーギャラリーの屋外に展示される小沢剛氏の作品「スラグブッダ88」(写真:森山 雅智、提供:ベネッセホールディングス、小沢剛《スラグブッダ88―豊島の産業廃棄物処理後のスラグで作られた88体の仏》2006年/2022年)
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小沢氏の作品「スラグブッダ88」(写真:森山 雅智、提供:ベネッセホールディングス、小沢剛《スラグブッダ88―豊島の産業廃棄物処理後のスラグで作られた88体の仏》2006年/2022年)
小沢氏の作品「スラグブッダ88」(写真:森山 雅智、提供:ベネッセホールディングス、小沢剛《スラグブッダ88―豊島の産業廃棄物処理後のスラグで作られた88体の仏》2006年/2022年)
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 一方、杉本博司ギャラリーは、杉本氏の多様な作品群を一度に鑑賞できる世界でも例がない展示空間になる。

「杉本博司ギャラリー 時の回廊」のラウンジ内の様子(写真:森山 雅智、提供:ベネッセホールディングス)
「杉本博司ギャラリー 時の回廊」のラウンジ内の様子(写真:森山 雅智、提供:ベネッセホールディングス)
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杉本博司ギャラリー 時の回廊にあるラウンジから、瀬戸内海を望む(写真:森山 雅智、提供:ベネッセホールディングス)
杉本博司ギャラリー 時の回廊にあるラウンジから、瀬戸内海を望む(写真:森山 雅智、提供:ベネッセホールディングス)
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杉本博司ギャラリー 時の回廊の作品展示風景(写真:森山 雅智、提供:ベネッセホールディングス)
杉本博司ギャラリー 時の回廊の作品展示風景(写真:森山 雅智、提供:ベネッセホールディングス)
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 22年は、美術館とホテルが一体になった施設「ベネッセハウス」が直島で開館して30年の記念の年に当たる。同施設は、ベネッセホールディングスが中心になって瀬戸内海の島々で展開するアート活動「ベネッセアートサイト直島」の中核拠点だ。22年にはアートイベント「瀬戸内国際芸術祭2022」が開催される予定である。