京都にアート施設「Superblue」進出、チームラボが米メガギャラリーPaceなどと協業

日経クロステック

2021.06.24

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　チームラボ（東京・千代田）を代表とする事業者グループは2021年6月22日、京都市と「京都駅東南部エリアにおける市有地の活用に係る基本協定」を締結した。京都駅東南部エリアに位置する市有地に、事業者グループがアートミュージアムや市民ギャラリー、カフェ、アートセンターなどから成る複合文化施設を建設する。アート複合施設の延べ面積は、7500～9000m²を想定している。

基本協定締結式の様子（写真：チームラボ）

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基本協定締結式に出席した、チームラボの猪子寿之代表（写真：チームラボ）

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　その施設に、米国発の体験型アートセンター「Superblue Kyoto（スーパーブルー京都）」が開設されることが同日発表された。集客の目玉になるSuperblueの没入型アート体験を、日本で初めて提供する。

Superblueのロゴマーク（資料：Superblue）

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　Superblueは、米ニューヨークを本拠地とするメガギャラリー「Pace Gallery（ペース・ギャラリー）」のCEO（最高経営責任者）らと、ローレン・パウエル・ジョブズ氏が率いる社会活動団体「Emerson Collective（エマーソン・コレクティブ）」を創立パートナーとして立ち上がった、体験型アートに特化した新事業だ。

　Superblueは21年5月20日に、米マイアミに最初のアートセンター「Superblue Miami（スーパーブルーマイアミ）」をオープンしたばかり。そのオープニング展「Every Wall is a Door」で、チームラボは作品を展示している。

チームラボがSuperblue Miamiに展示した作品（資料：teamLab,Flowers and People,Cannot be Controlled but Live Together - Transcending Boundaries,A Whole Year per Hour,2017. Installation view of Every Wall is a Door,Superblue Miami,2021. Photo：teamLab.）

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　著名なアーティストであるジェームズ・タレル氏やエス・デブリン氏らによる没入型の空間作品と共に、チームラボの作品も長期展示されることになっている。他にも参加するアーティストには、体験型アート制作の第一人者が数多く含まれている。

Superblue Miamiの展示1。ジェームズ・タレル氏の作品（資料：James Turrell,AKHU,2021. Installation view of Every Wall is a Door,Superblue Miami,2021. James Turrell. Photo：Oriol Tarridas.）

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