日本大改造
目次
-
高松市の屋島山上交流拠点施設「やしまーる」、22年8月開業前に絶景単独取材
日経クロステックは2022年6月初旬、同年8月に開業予定の「高松市屋島山上交流拠点施設(やしまーる)」を単独取材した。曲がりくねったガラス張りの回廊が川のように続くユニークな形の施設で、眼下には瀬戸内海の絶景が広がる。
-
フォーシーズンズと一体のタワマン、「ブリリアタワー堂島」は希少性で販売好調
大阪市に2024年、フォーシーズンズホテルと合体した珍しい高級分譲マンション「Brillia Tower 堂島(ブリリアタワー堂島)」が完成する。共用部に多数のアートを置くのが特徴で、22年6月にはゲストサロンでアートの説明会を開催した。供給を開始した住戸は、既に全戸予約済みという人気ぶりだ。
-
「うめきた公園」工事始まる、安藤忠雄氏の地下ミュージアムやSANAAの大屋根施設
うめきた2期開発事業者JV9社は2022年5月16日、JR大阪駅前の「うめきた公園(仮称)」の工事に本格着手した。27年春ごろの全体開園を目指す。園内の大屋根施設はSANAAが設計し、施設の大部分を地下に埋めるミュージアムは安藤忠雄建築研究所が設計監修する。
-
大阪・心斎橋の交差点にエリア最大級ビル、ヒューリックと竹中工務店、パルコなど協業
ヒューリックは2022年5月10日、竹中工務店とJR西日本不動産開発、パルコと大阪市で推進している「心斎橋プロジェクト(仮称)」の概要を発表した。「心斎橋プラザビル」や「心斎橋フジビル」を建て替え、エリア最大級の複合ビルを建設する。駅直結の高級ホテルやオフィスを提供する。
-
鳥取砂丘にミサワホームなどが観光施設、南極・月面など極地居住の技術も活用
鳥取市の広告代理店であるアドセンターパルやミサワホームなどが参画するコンソーシアムが、鳥取砂丘⻄側エリアにおける滞在型観光施設運営の優先交渉事業者に選ばれた。南極・月面など極地居住のための技術を、砂丘のキャンプ・グランピング施設にも利用する。
-
外装に国内初の設計技術、星野リゾートの環境配慮型ホテル「OMO7大阪」
星野リゾートは2022年4月22日、同社が18年から展開しているOMOブランドと呼ぶ都市観光ホテル「OMO7大阪」(大阪市浪速区)を開業した。国内初の設計技術を採用して、施設を「膜」で覆うことで日射負荷の低減などを図っている。
-
往復19kmを走った! 歩いた! 新東名の伊勢原大山IC─新秦野IC間が開通
新東名高速道路の伊勢原大山インターチェンジIC─新秦野IC間が2022年4月16日に開通した。これで延長約253kmの新東名のうち約9割の約228kmが供用されたことになる。開通前のイベントでランニングしてみた様子をお伝えする。
-
大阪万博8テーマ事業の基本計画判明、隈研吾氏やSANAA、小堀哲夫氏などが参画
2025年日本国際博覧会協会は2022年4月18日、大阪・関西万博のテーマ事業の基本計画を発表した。生物学者の福岡伸一氏や映画監督の河瀨直美氏など8人のプロデューサーが主導するパビリオンの建築を、様々な設計事務所が手掛ける。隈研吾建築都市設計事務所やSANAA、小堀哲夫建築設計事務所などの参加が明…
-
世界最大級の音楽ライブ施設「Kアリーナ横浜」建設現場に潜入、大スパンの屋根トラス
ケン・コーポレーションが2023年7月の完成を目指し、みなとみらいに世界最大級の音楽ライブ専用施設「Kアリーナ横浜」を建設中だ。日経クロステックは工事現場を単独取材した。音楽ファンが注目する巨大なライブ会場の内部を、一足早く紹介する。
-
広島市の新スタジアムと一体となる都市公園、NTT都市開発などが広場エリアを整備
「まちなかスタジアム」と一体化を図る、広島市中心部の公園整備が本格化する。NTT都市開発を代表法人とするグループ「ACTIVE COMMUNITY PARK(アクティブ・コミュニティー・パーク)」は2022年4月7日、広島市が実施した「中央公園広場エリア等整備・ 管理運営事業」に関する事業者公募に…
-
任天堂の旧本社社屋ホテル「丸福樓」4月1日開業、90年前の建築様式や内装を残す
プラン・ドゥ・シーが運営する、任天堂の旧本社社屋を改修したホテル「丸福樓(まるふくろう)」が2022年4月1日に京都市で開業する。昭和初期に建てられた既存棟と新築棟から成り、安藤忠雄氏が設計監修を手掛けた。1930年の竣工当時の建築様式や内装を可能な限り残したホテルを、いち早く詳報する。
-
大阪・関西万博の休憩所やトイレ設計公募、1980年以降生まれの若手建築家20人
2025年日本国際博覧会協会は2022年3月16日、大阪・関西万博の会場で「休憩所」「展示施設」「ギャラリー」「ポップアップステージ」「サテライトスタジオ」「トイレ」の合計20施設を設計する若手建築家を20人、公募で選定すると発表した。参加資格は1級建築士事務所で、開設者が1980年1月1日以降生…
-
博多湾に臨む国営海浜公園で球体建築に宿泊、Park-PFIによる日本初の観光体験
海の中道海浜公園 光と風の広場「INN THE PARK 福岡」開業
海越しに博多の夜景を望める国営海浜公園に、全30棟の宿泊施設や飲食施設、さまざまな観光体験のためのアクティビティー施設が誕生。三菱地所を代表とする民間事業者が整備し、「INN THE PARK 福岡」などとして2022年3月15日に開業した。
-
広島JPビルディングが22年8月竣工、JR西の駅ビル建て替えと共に南口激変
日本郵便と日本郵政不動産は2022年3月10日、JR広島駅の南口広場に隣接する敷地で、地上19階建てのオフィスビル「広島JPビルディング」が同年8月末に竣工する予定だと発表した。JR西日本が進める広島駅ビルの建て替えが25年春に完了すると、南口は激変する。
-
直島で2ギャラリーが22年3月12日開館、草間作品展示の安藤建築と杉本作品の回廊
ベネッセホールディングスは2022年3月7日、瀬戸内海の直島で2つのアート施設が同12日にオープンすると発表した。安藤忠雄氏の9つ目の建築「ヴァレーギャラリー」と、杉本博司氏の作品空間を改修・拡張した「杉本博司ギャラリー 時の回廊」である。祠のようなヴァレーギャラリーには草間彌生氏の作品などを展示…
-
みなとみらいで高級ホテルの競争が激化、「ウェスティンホテル横浜」5月開業
積水ハウスと米マリオット・インターナショナルは2022年5月、横浜みなとみらい21で「ウェスティンホテル横浜」を開業する予定だ。同じ建物には滞在型ホテルも入居する。周辺に次々と進出する企業の研究開発施設や外資系企業で働く外国人の宿泊需要を狙う。
-
新幹線高架下の2階建て木造オフィス完成、真横で在来線が走っても揺れ感じにくく
名古屋ステーション開発は2022年3月1日、JR名古屋駅に近い東海道新幹線の高架下に、木造2階建てのオフィスビル「ささしま高架下オフィス」が同日に完成したと発表した。帝人が開発した木材に炭素繊維を複合する新素材「LIVELY WOOD(ライブリーウッド)」を初採用した注目の建物だ。
-
球体プラネタリウムがあるオフィスビル、みなとみらいの「横浜ゲートタワー」3月開業
横浜みなとみらい21で2022年3月、プラネタリウムを併設する珍しい大規模オフィスビル「横浜ゲートタワー」が開業する。場所は横浜駅東口に近い。白い球体のプラネタリウムは目立ち、みなとみらいの新しいシンボルになりそうだ。
-
ダイナミックな立体パッサージュが来館者を圧倒、「大阪中之島美術館」ついにオープン
構想発表から約40年。2022年2月2日に「大阪中之島美術館」がいよいよ開館する。美術館は充実したコレクションだけでなく、建物も魅力的だ。内部を立体的にくりぬいた「パッサージュ」や交差する長いエスカレーターはダイナミックで見ごたえがある。写真を中心にいち早く詳報する。
-
政投銀や長谷工などが不動産私募ファンドで木造混構造ビル開発、仙台で23年竣工
日本政策投資銀行は2022年1月24日、七十七キャピタルや長谷工コーポレーション、竹中工務店、みずほ不動産投資顧問と共同で、仙台市で木と鉄骨の混構造によるオフィスビルを開発することを目的とした不動産私募ファンドを組成したと発表した。経済性と社会性の両面からESG(環境・社会・ガバナンス)投資の1つ…