日本大改造
目次
-
広島市の新スタジアムと一体となる都市公園、NTT都市開発などが広場エリアを整備
「まちなかスタジアム」と一体化を図る、広島市中心部の公園整備が本格化する。NTT都市開発を代表法人とするグループ「ACTIVE COMMUNITY PARK(アクティブ・コミュニティー・パーク)」は2022年4月7日、広島市が実施した「中央公園広場エリア等整備・ 管理運営事業」に関する事業者公募に…
-
任天堂の旧本社社屋ホテル「丸福樓」4月1日開業、90年前の建築様式や内装を残す
プラン・ドゥ・シーが運営する、任天堂の旧本社社屋を改修したホテル「丸福樓(まるふくろう)」が2022年4月1日に京都市で開業する。昭和初期に建てられた既存棟と新築棟から成り、安藤忠雄氏が設計監修を手掛けた。1930年の竣工当時の建築様式や内装を可能な限り残したホテルを、いち早く詳報する。
-
大阪・関西万博の休憩所やトイレ設計公募、1980年以降生まれの若手建築家20人
2025年日本国際博覧会協会は2022年3月16日、大阪・関西万博の会場で「休憩所」「展示施設」「ギャラリー」「ポップアップステージ」「サテライトスタジオ」「トイレ」の合計20施設を設計する若手建築家を20人、公募で選定すると発表した。参加資格は1級建築士事務所で、開設者が1980年1月1日以降生…
-
博多湾に臨む国営海浜公園で球体建築に宿泊、Park-PFIによる日本初の観光体験
海の中道海浜公園 光と風の広場「INN THE PARK 福岡」開業
海越しに博多の夜景を望める国営海浜公園に、全30棟の宿泊施設や飲食施設、さまざまな観光体験のためのアクティビティー施設が誕生。三菱地所を代表とする民間事業者が整備し、「INN THE PARK 福岡」などとして2022年3月15日に開業した。
-
広島JPビルディングが22年8月竣工、JR西の駅ビル建て替えと共に南口激変
日本郵便と日本郵政不動産は2022年3月10日、JR広島駅の南口広場に隣接する敷地で、地上19階建てのオフィスビル「広島JPビルディング」が同年8月末に竣工する予定だと発表した。JR西日本が進める広島駅ビルの建て替えが25年春に完了すると、南口は激変する。
-
直島で2ギャラリーが22年3月12日開館、草間作品展示の安藤建築と杉本作品の回廊
ベネッセホールディングスは2022年3月7日、瀬戸内海の直島で2つのアート施設が同12日にオープンすると発表した。安藤忠雄氏の9つ目の建築「ヴァレーギャラリー」と、杉本博司氏の作品空間を改修・拡張した「杉本博司ギャラリー 時の回廊」である。祠のようなヴァレーギャラリーには草間彌生氏の作品などを展示…
-
みなとみらいで高級ホテルの競争が激化、「ウェスティンホテル横浜」5月開業
積水ハウスと米マリオット・インターナショナルは2022年5月、横浜みなとみらい21で「ウェスティンホテル横浜」を開業する予定だ。同じ建物には滞在型ホテルも入居する。周辺に次々と進出する企業の研究開発施設や外資系企業で働く外国人の宿泊需要を狙う。
-
新幹線高架下の2階建て木造オフィス完成、真横で在来線が走っても揺れ感じにくく
名古屋ステーション開発は2022年3月1日、JR名古屋駅に近い東海道新幹線の高架下に、木造2階建てのオフィスビル「ささしま高架下オフィス」が同日に完成したと発表した。帝人が開発した木材に炭素繊維を複合する新素材「LIVELY WOOD(ライブリーウッド)」を初採用した注目の建物だ。
-
球体プラネタリウムがあるオフィスビル、みなとみらいの「横浜ゲートタワー」3月開業
横浜みなとみらい21で2022年3月、プラネタリウムを併設する珍しい大規模オフィスビル「横浜ゲートタワー」が開業する。場所は横浜駅東口に近い。白い球体のプラネタリウムは目立ち、みなとみらいの新しいシンボルになりそうだ。
-
ダイナミックな立体パッサージュが来館者を圧倒、「大阪中之島美術館」ついにオープン
構想発表から約40年。2022年2月2日に「大阪中之島美術館」がいよいよ開館する。美術館は充実したコレクションだけでなく、建物も魅力的だ。内部を立体的にくりぬいた「パッサージュ」や交差する長いエスカレーターはダイナミックで見ごたえがある。写真を中心にいち早く詳報する。
-
政投銀や長谷工などが不動産私募ファンドで木造混構造ビル開発、仙台で23年竣工
日本政策投資銀行は2022年1月24日、七十七キャピタルや長谷工コーポレーション、竹中工務店、みずほ不動産投資顧問と共同で、仙台市で木と鉄骨の混構造によるオフィスビルを開発することを目的とした不動産私募ファンドを組成したと発表した。経済性と社会性の両面からESG(環境・社会・ガバナンス)投資の1つ…
-
任天堂の旧本社社屋が22年4月にホテル「丸福樓」として開業、安藤忠雄氏が設計監修
Plan・Do・Seeは2022年1月20日、京都にある任天堂の旧本社社屋を活用したホテル「丸福樓(まるふくろう)」を22年4月に開業すると発表した。新棟も建設し、全18室とする。安藤忠雄氏が設計監修を手掛ける。
-
開校予定の飛騨高山大学近くに器状の施設、藤本壮介氏が本キャンパスと同じく設計
一般社団法人飛騨高山大学設立基金が2024年4月の開校を目指す「飛騨高山大学(仮称)」に近いJR飛騨古川駅の東口前に、同大と地域をつなぐ共創拠点ができる。設計は同大の本校キャンパスを設計する予定の藤本壮介氏が手掛ける。街に開く器状の建物は、緑化する大屋根に上れる。
-
安藤忠雄氏が「宇宙船地球号」テーマの研究棟デザイン、日本財団・阪大感染症対策PJ
日本財団と大阪大学は2021年12月16日、「日本財団・大阪大学感染症対策プロジェクト」の一環として、阪大内に新築する感染症に関する研究棟のコンセプトデザインを発表した。デザイン監修は建築家の安藤忠雄氏が担当する。安藤氏は「宇宙船地球号」をイメージしたという楕円形の建物を提案した。
-
「感染症対応シティ」でリードする福岡・天神、日本生命と積水ハウスなど建て替え
日本生命保険と積水ハウスが福岡市で進めている「天神1丁目北14番街区ビル(仮称)」が2021年12月13日、市の制度「天神ビッグバンボーナス」の適用を受けた。市の「感染症対応シティ」の取り組みを推進する。他に4件のプロジェクトが感染症対応シティに取り組むことで、ビル建て替えの規制緩和対象になってい…
-
RC柱をCLTで包む木質免震構造、坂茂氏設計の「タマディック名古屋ビル」竣工
RC(鉄筋コンクリート)の柱とCLT(直交集成板)を組み合わせた、全く新しい工法で建設した事業所「タマディック名古屋ビル」が、2021年11月24日に竣工した。木造のように見えるビルを設計したのは、坂茂建築設計。地下1階・地上8階建てで、RCの柱をCLT板で覆う世界初の構造だ。
-
新幹線高架下に2階建て木造オフィスをつくる前例なき挑戦、工事現場を初公開
新幹線の高架下に、木造2階建てのオフィスビルをつくる──。驚きのプロジェクトが名古屋駅近くで進んでいる。日経クロステックは建設現場に立ち入りを許された。炭素繊維と木の複合材「ライブリーウッド」を採用した話題の現場を初公開する。
-
吉本興業と岩手県紫波町・オガールの新事業、築37年の廃校を「まち」に変える
岩手県紫波町「ノウル プロジェクト」始動[後編]
吉本興業ホールディングスと岩手県紫波町、同町でまちづくりなどを手掛けるオガールは、3者連携の下で「持続可能な地方創生」を目指す。そのリーダーを養成するため、廃校を活用するまちづくりの中で、技能とビジネスの早期教育を進める。高校生と共に様々な事業を実践する。
-
吉本興業とオガールの強力タッグ、地方創生の“本丸”として技能教育事業に挑む
岩手県紫波町「ノウル プロジェクト」始動[前編]
吉本興業グループが、地方創生の取り組みに拍車を掛けている。2021年11月1日には、吉本興業ホールディングス(HD)と岩手県紫波町、同町のまちづくりなどを手掛けるオガールが包括連携協定を締結。閉校する町立小学校の跡地を活用し、高校生や社会人に地域の農業と連携する技能やビジネスを教える場をつくる。
-
大阪万博の大催事場を伊東豊雄氏が設計へ、「太陽の塔を連想させる」デザイン
2025年日本国際博覧会協会は21年10月27日、大催事場基本設計業務の公募型プロポーザルを行い、伊東豊雄建築設計事務所(東京・渋谷)を最優秀提案事業者に選定したと発表した。