日本大改造
目次
-
レンガの建物を保存・復元した施設と200mの「横浜北仲タワー」、複合施設が4月開業
約1100戸の分譲マンションとホテルが入る「横浜北仲タワー」と、レンガづくりの事務所や倉庫を保存・復元した建物などから成る商業・文化施設「KITANAKA BRICK&WHITE」が4月から順次開業する。
-
世界遺産・宮島の玄関口に新フェリーターミナル、半屋外空間で街と一体に
世界遺産の宮島へ渡る本州側の玄関口として、新たなフェリーターミナルが完成した。広島県廿日市市の宮島口地区で、県が「宮島口旅客ターミナル」を整備。設計を担当したのは、乾久美子建築設計事務所だ。2020年2月29日に開業した。
-
横浜駅と桜木町駅でJR東日本グループのビルが相次いで開業
JR東日本グループは2020年4~6月、横浜エリアの主要駅近くに複合施設を相次いでオープンする。JR横浜駅直結の「JR横浜タワー」とその近くの「JR横浜鶴屋町ビル」、そしてJR桜木町駅に「JR桜木町ビル」と合計3棟が立ち上がる。
-
新風館内にアジア初の「エースホテル」が4月16日開業、旧・京都中央電話局を一部保存・改修
アジア初となる「エースホテル京都」の開業日が2020年4月16日に決定した。旧・京都中央電話局を一部保存・改修した複合施設「新風館」内にオープンする。
-
文化財の百貨店建築がホテルに変身、大阪・難波に「シタディーン」初お目見え
設計・施工は竹中、ホテル内装は高島屋スペースクリエイツ
建築家の鈴木禎次(ていじ)の設計で昭和初期に竣工した高島屋東別館(大阪市浪速区日本橋3丁目)の改修工事が完了。2020年1月20日、ホテル「シタディーンなんば大阪」が新規開業し、同時に、既存の「高島屋史料館」が改装オープンを迎えた。
-
変わる長崎、新幹線開業に向けて外資系ホテルやMICEの開発ラッシュ
2022年度に九州新幹線西九州ルートの開通を予定しているJR長崎駅の周辺で、開発ラッシュが起こっている。在来線の新駅舎が20年3月28日に開業する予定で、JR九州は21年春から駅東側に駅ビルを建設する。駅の西側でも、市が進めるMICE施設や外資系ホテルが21年に完成する見込みだ。
-
旧大阪中央郵便局の跡地に超高層、落札額968億円のビッグプロジェクトが始動
長らく塩漬け状態だった旧大阪中央郵便局跡地の開発がようやく再始動する。日本郵便とJR西日本、大阪ターミナルビル(大阪市)、JTBの4社は2019年12月11日、郵便局の跡地を含む大阪駅西地区に延べ面積22万7000m²、高さ188mの超高層複合ビルを建てる「梅田3丁目計画(仮称)」の概要を明らかに…
-
京都市京セラ美術館が3月開館、地下を掘って“稼げる美術館”に
2020年は国内で美術館の開館や再開館が相次ぐ。その1つが築80年超の京都市美術館本館(京都市左京区)。大規模な改修を終え、「京都市京セラ美術館」として2020年3月21日に再開館する。改修設計者の1人で館長の青木淳氏(青木淳建築計画事務所)の案内で関係者向けの内覧会が行われた際の写真を見ながら、…
-
大阪発祥の東畑と安井も気合の展示、「セッケイ・ロード」効果で来場者倍増
イケフェス大阪に見る「2025万博」に向けての都市の変貌(3)
「セッケイ・ロード」の参加設計事務所6社を西から巡る。今回訪ねたのは、セッケイ・ロードの東側の2社。ともに大阪発祥の東畑建築事務所と安井建築設計事務所だ。東畑は2017年から、安井は初めて開催された2014年から、イケフェス大阪に参加している。
-
客船ターミナルと商業施設、ホテルが合体した「横浜ハンマーヘッド」がみなとみらいに
2019年10月31日、客船ターミナルと商業施設、ホテルが融合した「横浜ハンマーヘッド」が開業した。みなとみらい21地区の新港ふ頭に立地し、利用者が海を間近に感じられる建物だ。同日にはバス路線も開業。周辺地域へのアクセスを高め、地区全体の活性化を図る。
-
常連の日建設計と初参加の日本設計、セッケイ・ロードのお隣同士が対決
イケフェス大阪に見る「2025万博」に向けての都市の変貌(2)
前回に引き続き、2019年10月26日、27日に開催された「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2019(イケフェス大阪2019)」での「セッケイ・ロード」スタンプラリーに参加した設計事務所を西から東に順番に訪ねていく。今回は日建設計と日本設計だ。
-
「セッケイ・ロード」で知る大阪建築界の熱気、前年の記事が誕生のきっかけに
イケフェス大阪に見る「2025万博」に向けての都市の変貌(1)
6回目となった大阪の建築公開イベント「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪」(通称、イケフェス大阪)が2019年10月26、27日に開催された。目玉企画の1つが「セッケイ・ロード」スタンプラリー。これに参加した設計事務所6社の展示の様子を、西から東の順に、各社の設計による大阪で進行中(一部、京…
-
坂茂氏のスイートヴィラ15棟、石上純也氏の「水庭」前に20年7月開業で豪華共演
建築家の坂茂氏が設計している栃木県那須町にある「スイートヴィラ」15棟が、20年7月に開業する。その目の前には、同じく建築家の石上純也氏の設計で18年に完成したランドスケープ「水庭」が広がる。
-
隈研吾氏と三国清三シェフが伊豆高原でコラボ、高級ヒノキの懸けづくり
東急グループが伊豆急行再生の起爆剤として「ミクニ伊豆高原」開業
東急グループは2019年10月5日、静岡県伊東市の伊豆急行線・伊豆高原駅前に「ミクニ伊豆高原」を開業した。「オテル・ドゥ・ミクニ」のオーナーシェフとして国内外に知られる三国清三氏がプロデュースし、建築家の隈研吾氏が設計を手掛けたレストランだ。
-
いよいよ大天守が公開!熊本城はここまで復旧した
熊本市は2019年10月5日から、熊本城の大天守の外観を一般公開する。16年4月の熊本地震以降、遠巻きにしか見ることができなかった大天守を間近で見学できるようにする。市は19年度内に53万人の来場を見込んでいる。
-
熊本のど真ん中で開業、日本最大級のバスターミナル付き商業施設に行ってきた
2019年9月14日、熊本市の新たなランドマークとなる「SAKURA MACHI Kumamoto(サクラマチクマモト)」が市中心部で開業した。熊本交通センター跡地を活用した大規模再開発事業の中核となる商業施設で、日本最大級のバスターミナルを擁する。
-
「外壁保存」の大丸心斎橋店本館が本日開業、ヴォーリズのこってり装飾は店内にも
設計は日建設計と竹中工務店、総工費は約380億円
大丸心斎橋店の新本館が本日2019年9月20日にオープンする。2015年12月30日の休館以来、約3年9カ月ぶりとなる。既存建物の外壁のうち歴史的価値の高い御堂筋側を元の位置のまま保存。これと接続して地下3階・地上11階建ての新本館を建設した。
-
電柱まで数センチ! ためらいなく擦り抜けた阪高の橋桁を一括架設
幹線道路を夜間通行止めにし、狭い路地から運んできた橋桁を大型クレーンで一括架設する――。大阪圏の自動車交通をさばく阪神高速道路で、“ミッシングリンク”の解消に向けた工事が山場を迎えている。
-
広島市で自社運営ホテル仕掛けるサポーズデザインオフィスの仕事術
広島と東京の2つの都市に拠点を構えるサポーズデザインオフィス。手掛ける事業は建築設計、インテリアデザインにとどまらず、2017年には飲食業として「社食堂」、不動産業として「絶景不動産」に乗り出した。そして現在、19年中の開業を目指し、開発から運営まで一貫して手掛けるホテルプロジェクトを進めている。…
-
セントレア直結の大規模国際展示場、「国内4位」の実力を開業直前にリポート
Aichi Sky Expo(アイチ・スカイ・エキスポ)、運営にコンセッション方式を導入
愛知県常滑市の中部国際空港島で、愛知県国際展示場が2019年8月30日に開業する。国内初となる国際空港直結型の常設展示場だ。愛称は「Aichi Sky Expo(アイチ・スカイ・エキスポ)」。総展示面積は6万m2で、国内の展示場では東京ビッグサイト、幕張メッセ、インテックス大阪に次ぐ国内4位の広さ…