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 SDメモリーカードの標準化団体であるSDアソシエーション(SD Association、以下SDA)は、中国の華為技術(ファーウェイ)を除名したとの一部報道について誤りであると否定した。日経 xTECHの取材に回答した。ただし、ファーウェイは現在もSDAの会員だが、米商務省の要請でSDAにおける同社の活動には制限が加わったという。

 ファーウェイを巡っては、米国政府による禁輸措置の発動後、SDAのWebサイトの会員一覧から同社の名前が一時的に消えており、「ファーウェイがSDAから除名されたのではないか」と推測する報道が相次いでいた。同社の名前が一時的に消えた理由について、SDAの広報担当理事であるケビン・シャダー(Kevin Schader)氏は、「技術的な問題によるもので、既に解決した」と語った。現在はエグゼクティブメンバー(Executive Members)の欄に同社の名前を確認できる。

SDアソシエーション(SDA)のWebサイトにある会員一覧にファーウェイの名前がある。2019年5月29日12時ごろのスクリーンショット。それ以前、一時的にファーウェイの名前が消えていた。(出所はSDA、赤線は日経 xTECH)
SDアソシエーション(SDA)のWebサイトにある会員一覧にファーウェイの名前がある。2019年5月29日12時ごろのスクリーンショット。それ以前、一時的にファーウェイの名前が消えていた。(出所はSDA、赤線は日経 xTECH)
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 このような憶測が広まったのは、SDAの本部が米国にあることや、ファーウェイが最近になって独自開発の記録媒体を自社製スマートフォンで採用していたことが大いに関係しているだろう。