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著名なセキュリティーリサーチャーのpiyokango氏が注目のシステムトラブルをピックアップ。今週の注目ネタは……。

 今回は川崎市立橘高校が受けたサイバー攻撃と、アイ・オー・データ機器の個人情報流出を取り上げる。

セキュリティー強化の最中に被害(5月1日)

 川崎市立橘高校の校内ネットワークで運用されているサーバーがランサムウエアに感染したことを、川崎市が明らかにした。

川崎市立橘高校のランサムウエア被害について
川崎市立橘高校のランサムウエア被害について
(出所:川崎市)

 学校の職員が2020年4月22日午前にパソコンからサーバーにアクセスしたところ、一部のファイルが暗号化されていたという。さらにサーバーの画面に英文の脅迫文が表示されていたことで、ランサムウエアに感染したことに気づいた。

 サーバーには、生徒の進路を整理した資料のデータが保存されていた。データの流出は確認されていない。また新型コロナウイルスの影響で休校中だったため、生徒の学習に影響はないとしている。

 同校のランサムウエア被害はここ半年で2度目。前回は2019年10月28日に感染した。原因を特定できていないが、前回とは異なるランサムウエアに感染したとしている。前回の感染を受けてセキュリティーの強化を図っている最中に被害に遭ったという。

http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/cmsfiles/contents/0000117/117327/20200501houdou.pdf