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著名なセキュリティーリサーチャーのpiyokango氏が注目のシステムトラブルをピックアップ。今週の注目ネタは……。

 今回は、3件のトピックを取り上げる。自動車部品メーカーリケンのランサムウエア被害、栃木県の公開データをダウンロードした人に対する削除依頼、アパレルメーカークロスプラスの不正アクセス被害である。

フォレンジック調査会社や外部の弁護士が参加したチームで調査中

 自動車部品製造を手掛けるリケンは2022年7月19日、サーバーが不正アクセスを受けたとして謝罪した。ランサムウエアに感染したとみられる。

ランサムウエアによる不正アクセスを受けたとして謝罪
ランサムウエアによる不正アクセスを受けたとして謝罪
(出所:リケン)

 同社は2022年7月17日深夜に不正アクセスを確認。被害拡大を防ぐためネットワークを遮断した。被害範囲や原因を調査しつつ復旧作業を並行して進めるという。ただ、被害が広範であるため、全容解明には時間がかかる見込みだとしている。

ランサムウエア被害の第2報
ランサムウエア被害の第2報
(出所:リケン)

 7月26日に公開した第2報では、フォレンジック調査会社や外部の弁護士が参加したチームが調査を進めるとともに、各システムの早急な復旧を目指すとしている。また、製品の製造に大きな影響はなく、おおむね予定通りに製品を納品できているという。

(リケンの7月19日の発表資料) (リケンの7月26日の発表資料)