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著名なセキュリティーリサーチャーのpiyokango氏が注目のシステムトラブルをピックアップ。今週の注目ネタは……。

 今回は3件のトピックを紹介する。行政書士の検索サービスの不具合と、LINEへの不正アクセス、九州大学病院のシステム障害である。

システムの作業順序に手違いがあった(9月11日)

 日本行政書士会連合会は同会が提供する行政書士の検索サービスで、検索結果に行政書士になる前の人が含まれる不具合があったとして謝罪した。不具合が発生した時間は2020年9月2日11時頃からの約3時間。行政書士試験に合格したり弁護士などの資格を有したりする人は、同会に登録することで行政書士になれる。不具合によって表示されたのは、9月15日に行政書士の登録が完了する予定の90人だった。

行政書士の検索サービスに関する不具合のおわび
行政書士の検索サービスに関する不具合のおわび
出所:日本行政書士会連合会

 作業順序を間違えたため、検索対象に登録予定者のデータが混入したとしている。登録予定者から指摘を受けて不具合を把握し、すぐにデータを差し替えたという。

 同会によれば、不具合によって表示された検索結果を使って一部の業者が登録予定者に営業を行っていたという。今後は職員2人以上でデータを確認することで、登録日前のデータが出力されないようにするとしている。

https://www.gyosei.or.jp/news/info/ni-20200911.html(9月22日時点でリリースの添付ファイルはリンク切れ)