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著名なセキュリティーリサーチャーのpiyokango氏が注目のシステムトラブルをピックアップ。今週の注目ネタは……。

 今回は、3件のトピックを取り上げる。東日本高速道路(NEXCO東日本)の圏央道工事と、静岡大学の不正アクセス被害、Chatworkのサービス障害である。

暗号化された設計関連データ、流出の有無は確認中

 NEXCO東日本は2021年9月17日、圏央道4車線化の工事発注時期を見直すと発表した。同社が発注した設計業務を請け負ったオリエンタルコンサルタンツがランサムウエア攻撃を受け、当該業務が遅延していることが原因。

設計業務受注企業へのサイバー攻撃について
設計業務受注企業へのサイバー攻撃について
(出所:東日本高速道路)

 ランサムウエア攻撃によって、設計関連の調査データが暗号化されたという。データの流出の有無については確認中としている。

 オリエンタルコンサルタンツのランサムウエア被害は、同社に業務を発注した東京都などの自治体にも影響が及んでいる。また同社は2021年9月17日、ランサムウエア被害の調査や復旧にかかる費用として約7億5000万円を計上すると発表した。

特別損失計上のお知らせ
特別損失計上のお知らせ
(出所:オリエンタルコンサルタンツ)

NEXCO東日本の発表資料

オリエンタルコンサルタンツの発表資料