パプリテック(パブリック×テクノロジー)とは、技術を使った社会問題の解決を意味するキーワードだ。例えば鎌倉市は、様々な社会問題を技術の力で解決し、地域経済に資するビジネスとして運用しようとしている。本連載ではパプリテックに取り組む地方自治体の具体例を紹介する。

都市の悩みを技術で解決!パブリテック始動
目次
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選挙にこそブロックチェーン、8月の新実験がひな形に
2019年6月25日、つくば市はスタートアップ企業VOTE FORなどと協力した電子投票の実証実験を8月下旬に実施すると発表した。同社の悲願は、ブロックチェーンを用いたインターネット投票の実現だ。民主社会の基盤としての投票を、より強化し得る技術と見るからだ。
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子育ての孤独と小児科医不足を一挙に解決する医師ベンチャー
ベンチャー企業Kids Publicが運営する「小児科オンライン」は、いわば二兎を追うサービスだ。自らも小児科医であるFounder & CEOの橋本直也氏の狙いは、子育てに1人で悩む親を助けることである。同時に、国内で不足する小児科医の負担を減らす効果も視野に入れる。
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日本版シリコンバレーの先へ、先端技術と課題を取り持つつくば市
「そういう場所が日本にできるとしたら、ここしかないでしょう」。「つくば市を日本のシリコンバレーにするのか」との問いに、同市市長の五十嵐立青氏はこう答えた。数々の研究機関や大学が軒を連ねる同市は、そこで培われた先進技術を、社会課題の解決に積極的に生かす構えを見せる。単なる実証実験にとどまらず、スター…
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「持たざるものの強み」生かす、横瀬町の「実験大歓迎」戦略
「パブリテック(=パブリック×テクノロジー)」連載の第3回は、横瀬町で一連の取り組みを牽引してきた富田能成町長と同町役場 子育て支援課 副課長(2019年3月当時)の大畑忠雄氏に、狙いと現状、今後のビジョンを語ってもらった。
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官より早く行政改革、武器はデータに基づくUX
パブリテック(パブリック×テクノロジー)とは、技術を使った社会問題の解決を意味するキーワードだ。前回はSDGs先進都市・鎌倉の「パブリテックシティ」に関するインタビューを掲載した。今回はパブリック関連ベンチャー企業の1つであるグラファーの取り組みを紹介する。
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SDGs先進都市・鎌倉が目指す「パブリテックシティ」とは
現在3期目の鎌倉市長を務める松尾崇氏は、技術を使った社会問題の解決を意味する「パブリテック(パブリック×テクノロジー)」をキーワードとして掲げ、鎌倉市を「パブリテックシティー」の1つとして位置付けていくという。松尾氏と、一般社団法人Publitechの代表理事を務める菅原直敏氏に、取り組みの現状と…
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