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デジタル化を担う人材3000人に対し、主要IT企業22社に関するイメージを尋ねた。その結果を報告する。今回は「福利厚生が充実している」企業を挙げてもらった。
デジタルの仕事を担う3000人を対象に実施した調査で、主要IT企業22社に対するイメージを調べた(調査概要は本文末尾)。今回は福利厚生を取り上げる。
デジタル人材が最も「福利厚生が充実している」として挙げたのは、751票を得たNTTだ。無回答を除く回答者2193人の3分の1強が同社に票を投じた。2番目に多かったのは日立製作所(627票)、3番目に多かったのはパナソニック(510票)と老舗の大手企業が名を連ねる。
NTTは介護と育児、健康に重点を置いた福利厚生制度の刷新を進めているという。例えばNTT東日本は自宅で要介護者を抱える社員に対し、介護保険の支給限度額超過分について月に最大5万円を支給している。
2018年5月にはNTTグループに所属する18万人向けに外部企業の福利厚生サービスを導入。スポーツジムや宿泊施設、ネットショッピングなどを割安で利用できるようにした。
「福利厚生が充実している」と思う企業(1~10位)
n=2193、複数回答
順位 | 会社名 | 票数 |
---|---|---|
1 | NTT | 751 |
2 | 日立製作所 | 627 |
3 | パナソニック | 510 |
4 | NTTドコモ | 350 |
5 | NTTデータ | 337 |
6 | 富士通 | 312 |
7 | 楽 天 | 301 |
8 | ソニー | 254 |
9 | NEC | 225 |
10 | ヤフー | 211 |