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 なお、開発者の名誉のために書いておきますが、このソフトは「ついでに勉強してもらおう」といった”邪心”ありきで作られたゲームではありません。ただ純粋に面白いゲームを目指しただけ。しかし結果として、それは子どもたちの好奇心をくすぐる抜群に教育効果のあるタイトルに仕上がり、堂々たる人気シリーズとして、「ゲームばかり遊んで勉強しない」とお悩みの親たちにお薦めしたいゲームの代表格となったのです。

基本はひらがなを並べるだけのシンプルな言語ゲーム

いろいろな形のステージがある。形によって難易度が変わる
いろいろな形のステージがある。形によって難易度が変わる
(c)2020 BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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 もじぴったんがどんなゲームか一言で説明すると、ひらがなを並べて言葉を作っていくゲームです。長い歴史があるゲームで基本構造は変わってないのでご存じの方も多いと思います。英米や欧州で定番ボードゲーム「スクラブル(Scrabble)」に似ているかもしれません。

ゲーム中に作った言葉はクリア後に確認できるので、かなり勉強になる
ゲーム中に作った言葉はクリア後に確認できるので、かなり勉強になる
(c)2020 BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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 スクラブルはプレーヤーの手元に配られたアルファベットを使い、それを盤に並べて単語を作っていくゲームです。こちらも特に米国などでは子どもたちが必ず一度はプレーしたことがあるほどの定番中の定番ゲーム。海外で子ども時代を過ごしたことのある帰国子女のみなさんなら、どこかでプレーした記憶があるかもしれません。

 単語をたくさん知っているほうが有利になるため、このゲームで勝つためには単語力がものをいいます。だからこのゲームを遊ぶ小さな子どもたちは夢中になると自然と単語を覚えていく。年齢が離れた者同士でプレーすると、年長者が難しい単語を作ると、「どういう単語? 」「〇〇〇という意味だよ」「本当につづりは合ってる? 」「辞書で調べてごらん」といった会話が生まれます。子どもたちが結果的に辞書に親しむようになる効果もあり、子供たちの語学力(国語力)向上に役立つと親御さんたちから定評のあるゲームでもあります。