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 ゲーム業界はまもなく登場する「次世代機」で持ちきりですが、その前にすごいゲームが出ています。Nintendo Switch用タイトル「マリオカート ライブ ホームサーキット」(任天堂、税別9980円)です。なんとあのマリオカートがリアル空間に飛び出します。あなたの自宅がそのままレースのサーキットになるのです。「おまえは何を言っているんだ?」と思った方もいるでしょうが、本当です。

ひゃー、にゃんこが追いかけてきた、逃げろー
ひゃー、にゃんこが追いかけてきた、逃げろー
(イラスト:ヤミクモ)
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 マリオカートといえば、1992年から続く任天堂の人気シリーズの1つ。アイテムを使ってライバルを妨害しながら、さまざまなサーキットでレースを楽しめる大ヒット作です。Nintendo Switch版の「マリオカート8 デラックス」は2020年9月までに全世界で累計2899万本を売り上げ、Nintendo Switch史上最大のヒットを記録中です*1

*1 任天堂が2021年3月期第2四半期 決算説明資料で公表した数字。ただし、2位の「あつまれ どうぶつの森」は2020年4月から9月期にマリオカート8の3倍以上にあたる1427万本を売り上げ、累計2604万本とかなり迫ってきました。

 まずは写真を見てください。こうなります。

「マリオカート ライブ ホームサーキット」に同梱(こん)される無線操縦のカート
「マリオカート ライブ ホームサーキット」に同梱(こん)される無線操縦のカート
(写真:野安ゆきお、(c)2020 Nintendo/Velan Studios)
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カートのマリオの頭上に装備されたカメラからの映像がNintendo Switch本体に映し出される
カートのマリオの頭上に装備されたカメラからの映像がNintendo Switch本体に映し出される
(写真:野安ゆきお、(c)2020 Nintendo/Velan Studios)
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 この無線操縦のカート、よく見るとマリオの頭上にカメラが装備されています。ここからの映像がNintendo Switch本体に送られ、まるでカートに乗り込んだかのように画面に映し出されるわけです。プレーヤーは、その画面を見ながらカートを操縦し、部屋の中にしつらえたサーキットでレースを遊べます。自宅の部屋がそのままマリオカートのサーキットになるのです。Nintendo Switch本体の画面ではいつものマリオカートを遊んでいるのに、実際は現実の無線操縦カートを操ってリアルのレースをしている、不思議な感覚です。

(写真:野安ゆきお、(c)2020 Nintendo/Velan Studios)
(写真:野安ゆきお、(c)2020 Nintendo/Velan Studios)
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付属の段ボール製ゲートを床に配置して無線操縦カートを置くと…
付属の段ボール製ゲートを床に配置して無線操縦カートを置くと…
上が現実の光景、下はNintendo Switchの画面。自宅の部屋の中がマリオカートのサーキットになっている(写真:野安ゆきお、(c)2020 Nintendo/Velan Studios)
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敵キャラやアイテムが自宅に出現!

 もちろん「カメラの付いた無線操縦を操作できるだけ」、ではありません。そこにはテレビゲームならではのギミックが散りばめられています。これも言葉で説明するより、写真を見ていただいたほうがいいでしょう。こうなります。

(写真:野安ゆきお、(c)2020 Nintendo/Velan Studios)
(写真:野安ゆきお、(c)2020 Nintendo/Velan Studios)
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カーブを曲がり、コーナーの先のゲートに突入!
カーブを曲がり、コーナーの先のゲートに突入!
上は現実の光景、下はNintendo Switchの画面。いつものマリオカートのようにコーナーには方向指示板がピカピカ光り、コース上にはアイテムボックスが出現している(写真:野安ゆきお、(c)2020 Nintendo/Velan Studios)
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