

スリープテック、睡眠データ革命の衝撃

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睡眠負債大国日本に一石、筑波大発ベンチャーが家でも脳波計測
今後成長が期待される睡眠関連のビジネスや睡眠の研究に、大きなインパクトをもたらす可能性があるサービスが登場した。筑波大学発のベンチャー企業S'UIMIN(スイミン)が、2020年9月1日に開始した睡眠計測サービス「InSomnograf」である。
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スリープテックもイスラエル、自宅でクルマで高精度に計測
日本企業との協業を目指す企業を集め「イスラエル・デジタルヘルスセミナー2019神戸」が西日本イスラエル貿易事務局によって2019年7月に開催された。睡眠計測分野では、ウエアラブル機器や非接触センサーを駆使し、様々な場面での計測と医療用目的に使える高精度の計測の両立を実現しようとする企業が目立った。
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「ねむりの相談所」、寝具老舗の知見とスリープテックのコラボは睡眠不足記者を救うか
創業は室町時代の1566年(永禄9年)。初代が19歳で蚊帳・生活用品販売業を開始したのが始まりとされる“超老舗”の寝具メーカー・西川。同社がこれまで培った睡眠に関する知見とスリープテックを活用して提供するのが、2017年から展開する眠りのカウンセリングサービス「ねむりの相談所」だ。
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先進の快眠サポート、パナ×三井不動産「近未来の家」に睡眠不足記者が潜入
パナソニック(当時は松下電器産業)の藤沢工場跡地を活用した「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(Fujisawa SST)」の一角に、「住めば自ずと美しくなれる家」というコンセプトを掲げる“近未来型”の家がある。当然、美しく健康になるためには睡眠が不可欠であり、この住宅にはパナソニック…
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睡眠導入から可視化、覚醒促進まで スリープテック製品が横浜に集結
2019年5月31日から6月2日にかけて、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で「快適睡眠づくりフェア」が開催された。快適な睡眠を得るための寝具や空間作り、快眠をサポートする製品などが一堂に会する日本初の展示会である。展示会場にはテクノロジーで睡眠をサポートする「スリープテック」のコーナーもあり、さまざ…
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[独自評価]睡眠不足記者、「自動運転ベッド」体験で即寝落ち
レム東京京橋では、ツインルームの一室に“眠りの自動運転”をうたうパラマウントベッドの「Active Sleep」シリーズの3製品を導入している。センサーを内蔵し、ユーザーを一晩中見守って眠りやすい姿勢を維持してくれる最先端のベッドである。「自動運転」と聞けば、日経 xTECH編集部が黙っているわけ…
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アスリートに学ぶ睡眠の極意、「質とパフォーマンスの相関」解明へ
「睡眠の質を可視化し、その質が悪い選手の睡眠ルーチンをどう変えたらいいかをアドバイスできるようにしたい」。ラグビー日本代表など14競技の日本代表チームを含む約300チーム、1万人のアスリートにコンディション管理用のクラウドサービス「ONE TAP SPORTS」を提供するユーフォリアが、アスリート…
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良く寝る人は仕事効率が高い? 三菱ケミカル、1万4000人の社員の睡眠データから分かったこと
従業員に約1万4000台のウエアラブル端末を貸与し、睡眠時間や心拍数、歩数などを計測している企業がある。三菱ケミカルホールディングスだ。利用しているのは米フィットビット(Fitbit)の小型活動量計「Fitbit Alta HR」。同社の日本顧客では最大規模という。
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パナソニック、データと協業で個々人に合った「最高の睡眠」提供へ
パナソニックは2019年4月1日、東京・原宿駅の真ん前、コクド本社跡地に建つ真新しいガラス張りのビル内に “究極の寝室”をオープンした。とは言っても、ホテルの運営が目的ではない。センサーを設置した2台のベッドに同社のエアコン、照明、スピーカーなど、家電を配した“実験室”であり、他社とのオープンイノ…
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形状や温度を自動調節、スリープテックに目覚めた老舗寝具メーカー
「寝具2.0」。快適な睡眠を提供することを使命とする老舗の寝具メーカーが、スリープテックを取り入れた製品を相次いで市場に投入している。スリープテックによって可視化した睡眠の状態を元に、寝具に工夫を施していかにより良い睡眠へと導くことができるかが開発の焦点だ。“睡眠の本丸”による競争が激しくなりそう…
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東京五輪で“睡眠実験” エアウィーヴ、狙うはアスリート2万人のデータ
2020年の東京オリンピック・パラリンピック(東京大会)で参加選手ら約2万人に向けて各自に最適なベッドを提供し、メダル獲得に向けたベストパフォーマンスを引き出す眠りを実現する――そんな“野望”を抱いているのが、樹脂繊維を使ったマットレスなどを開発・販売するエアウィーヴだ。
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「良く寝たらポイント付与します」、社員の睡眠改善に企業が本腰
良く寝たほうがお得――。個別対応の結婚式事業などを展開するCRAZYは、同社調べで“日本初”とする「睡眠報酬制度」を2018年10月に開始した。1週間のうち6時間以上の睡眠を確保できた日が5日以上の場合に、日数に応じて社内の食堂やカフェで利用できるポイントが付与する。
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元気になる飛行機やよく眠れる家、睡眠データで健康新ビジネスが起動
「スリープテック」によって眠りの常識が劇的に変わる。ウエアラブル機器を使った睡眠データの計測が一般化したことで、コツコツとためられた“睡眠ビッグデータ”と解析を元にした新ビジネスが動き出しているのだ。最大のポイントは「個々人に合った睡眠対策」を、誰でも簡単に受けられるようになることだ。データを活用…