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 「粘土瓦の屋根なら50~60年は普通に持つ。ガルバリウム鋼板の屋根も、それくらい持たせたい。そう考えてこの施工方法を導入した」。こう語る片山工務店(京都市)の片山善晴社長は、ガルバリウム鋼板の下葺き材に透湿ルーフィング「イーストルーフシルバー2」を敷き、その上にポリプロピレン製の通気部材「イースト通気シート」を設置した〔写真1〕。いずれも建材メーカーのナガイ(長野県飯田市)の製品だ。

〔写真1〕ポリプロピレン製の通気部材をタッカーで留める
〔写真1〕ポリプロピレン製の通気部材をタッカーで留める
黄色のメジャーを当てながら、ポリプロピレン製の通気部材を透湿ルーフィングの上に約20cmの間隔で留め付けていく。通気部材の高さは1cm程度。上から踏んでも問題ない(写真:日経ホームビルダー)
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 ガルバリウム鋼板の裏面の湿気を排出し、下葺き材や野地板の乾燥状態を保つためだ。片山社長は言う。「屋根全体の寿命を延ばすには、塗装を含めた屋根材のメンテナンスはもちろん、下葺き材や野地板を健全な状態に保つことが欠かせない。特に京都は湿気が多い土地柄なので注意が必要だ」