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 2019年にはさらに多様なAIチップが利用可能になる見込みである。マイクロプロセッサーの巨人Intelは、買収したベンチャー企業の技術に基づくAI専用チップ「NNP-L1000(開発コードネーム:Spring Crest)」を同年に投入する(関連記事同社の発表資料)。富士通も2019年の出荷を目指し独自チップ「DLU(Deep Learning Unit)」を開発している。8ビット整数演算による学習処理で32ビット浮動小数点演算と遜色ない結果が得られる独自技術などを利用する予定だ(関連記事)。

買収したベンチャーのAIチップを投入
買収したベンチャーのAIチップを投入
Intelは2016年に買収した米Nervana Sytemsの技術を使ったAIチップを2019年に発売する計画だ。(2016年11月の「Intel AI Day」で撮影)
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 このほか、AlibabaやBaidu、Huawei Technologiesなどの中国企業、米Wave Computing 英Graphcore といった新興企業からもサーバー向けAIチップが順次出荷される。 米groq米Cerebras Systems など、ステルス(潜行)モードで開発を進めるスタートアップも多い。2018年12月には、日本のAIベンチャーPreferred Networks(PFN)が独自のAIチップの開発を公表。まずは2020年に立ち上がる同社専用のスーパーコンピューターに用いて自社の競争力強化に利用する計画だ(関連記事) 。

»日経BP総研のWebメディア「ものづくり未来図」から転載