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 JR大阪駅のすぐ南側で「梅田1丁目1番地計画」の再開発が進んでいます。阪神百貨店が入っていた「大阪神ビルディング」と、大阪市の市道を挟んで南隣にあったオフィスビルの「新阪急ビル」の計2棟を解体。新しく地下3階、地上38階建てのビル「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に建て替えます。阪神電気鉄道と阪急電鉄が発注し、竹中工務店が施工しています。

解体前の大阪神ビルディング(右)と新阪急ビル(左)。2棟の間に市道が通る。2013年に撮影(写真:日経アーキテクチュア)
解体前の大阪神ビルディング(右)と新阪急ビル(左)。2棟の間に市道が通る。2013年に撮影(写真:日経アーキテクチュア)
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計画地の周辺図(資料:阪急阪神ホールディングス)
計画地の周辺図(資料:阪急阪神ホールディングス)
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 大阪梅田ツインタワーズ・サウスの容積率は、日本最大級の2000%を誇ります。低層階に阪神百貨店、高層階にオフィスが入る計画です。

 1期工事は、大阪神ビルディングの東寄りの敷地と新阪急ビルの敷地で実施。地上12階建ての低層部が2018年4月に完成し、阪神百貨店が18年6月に移転して部分開業しました。現在は大阪神ビルディングの西寄りの敷地に、38階建ての超高層棟を造る2期工事が進んでいます。全体開業は22年春の予定です。

北側から見た大阪梅田ツインタワーズ・サウスの完成予想図(資料:阪急阪神ホールディングス)
北側から見た大阪梅田ツインタワーズ・サウスの完成予想図(資料:阪急阪神ホールディングス)
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 1期工事では、解体前の大阪神ビルディングと新阪急ビルの間を通っていた市道に、国内初となる工夫を施しました。一体、何をしたでしょうか。

  1. バスの自動運転に向けて、ビーコン(電波受発信器)を埋設した
  2. 自動車の交通量を抑えるため、朝夕の混雑時に通行料を課金した
  3. 複数街区を一体開発するため、道路をまたぐようにビルを建てた