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築地虎ノ門トンネルの築地側坑口。下り(右側)が高くなっている。上部の銘板は小池百合子東京都知事による揮毫(きごう)(写真:大上 祐史)
築地虎ノ門トンネルの築地側坑口。下り(右側)が高くなっている。上部の銘板は小池百合子東京都知事による揮毫(きごう)(写真:大上 祐史)
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環状2号の全体図(出所:東京都)
環状2号の全体図(出所:東京都)
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 東京の都心部と臨海部を結ぶ環状2号が全線開通しました。

 唯一の未開通区間だった築地―新橋間(約1.4km)が2022年12月18日、供用中の新橋―虎ノ門間と接続。総延長約14kmに及ぶ環状2号の全線がつながったのです。

 環状2号のうち、築地─虎ノ門間(約1.84km)は「築地虎ノ門トンネル」として整備しました。

 上の写真は、築地虎ノ門トンネルの築地側坑口です。左右の坑口の形がふぞろいで、左の外回り(上り)よりも右の内回り(下り)が高くなっています。

 理由は何でしょうか。3択です。

  1. トンネル内からの見通しを良くするため
  2. トンネル内の換気効率を向上させるため
  3. トンネル内の車の走行音を軽減するため