全2021文字
PR
“骨格”があらわになった北陸新幹線の福井開発高架橋(写真:大村 拓也)
“骨格”があらわになった北陸新幹線の福井開発高架橋(写真:大村 拓也)
[画像のクリックで拡大表示]

 2024年春の開業を目指して工事が進む北陸新幹線の金沢-敦賀駅間。駅舎の工事が最盛期を迎えた福井駅から北東に約1km離れた福井開発(かいほつ)高架橋の建設現場に19年末、柱と梁だけが組まれた高架橋が姿を現しました。床版を構築する前に支保工を解体したため、高架橋の“骨格”があらわになったのです。

 福井開発高架橋の現場は、先に完成したJR北陸本線とえちぜん鉄道の高架橋に挟まれた狭い区間。新幹線の高架橋は、高架化を進めるえちぜん鉄道の仮線が直前まで地上を走っていた場所に位置します。えちぜん鉄道の仮線を撤去するまで、新幹線の高架橋工事に着手できなかったのです。

 福井開発高架橋の工事では、他工区よりも着工が遅れた分を取り戻すため、工期短縮が欠かせませんでした。そのため、高架橋にある新工法を初めて採用しました。次のうちどれでしょうか。

  1. 柱と梁に加え、仕口にもフルプレキャスト部材を採用した
  2. 鉄骨と鉄筋コンクリートのハイブリッド構造を採用した
  3. 不眠不休で施工する数十台のロボットを採用した