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日本橋の上空に架かる首都高速道路(写真:大上 祐史)
日本橋の上空に架かる首都高速道路(写真:大上 祐史)
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 日本橋の上空をまたぐ首都高速道路を地下へ移設し、青空を取り戻す事業の初弾工事が始まっています。まずは、既存の2カ所の出入り口を撤去します。

 日本橋川に沿って上空を通る首都高の都心環状線は、前回の東京五輪直前の1963年に開通しました。以来50年以上が経過。1日当たり約10万台の自動車が走行するため構造物の損傷が著しく進んでいます。首都高の地下への移設と既存高架橋の撤去によって、道路を次世代へつなぐことが急務になっています。

 一方で日本橋川周辺は国家戦略特区の都市再生プロジェクトに位置付けられ、2020年に都市計画事業として認可されました。道路敷地の上下空間に建物の建設を可能にする「立体道路制度」を活用して、建物の地下にトンネルを整備し、周辺のまちづくりと一体で地下化事業に取り組みます。景観は大きく変わり、上空が開けた日本橋を顔とする新しいまちに生まれ変わろうとしています。

 ところで歴史的建造物である日本橋は、次の3つのうちどれに指定されているでしょうか。

  1. 重要文化財
  2. 土木学会選奨土木遺産
  3. 世界遺産