全1094文字
PR

 2010年10月に供用を始めた長さ2500mの羽田空港D滑走路。首都圏の空港の発着能力を拡大することを目的に、07年3月に着工しました。

羽田空港D滑走路の施工初期の様子。写真手前の海面に新しい滑走路を造る。2008年2月撮影(写真:国土交通省)
羽田空港D滑走路の施工初期の様子。写真手前の海面に新しい滑走路を造る。2008年2月撮影(写真:国土交通省)
[画像のクリックで拡大表示]

 発注者である国土交通省がD滑走路の性能として求めたのは、100年間供用できることでした。

 着工5年前の02年3月、国交省は「羽田空港再拡張事業工法評価選定会議」を設置。同会議は「桟橋工法」「埋め立て・桟橋組み合わせ工法」「浮体工法」の3つの工法ならいずれも施工可能と判断し、その選定を施工者に委ねる「設計・施工一括発注方式」の入札を実施するよう国交省に提言しました。

選定会議は3つの工法について比較、検討し、いずれも施工可能と判断した(資料:国土交通省)
選定会議は3つの工法について比較、検討し、いずれも施工可能と判断した(資料:国土交通省)
[画像のクリックで拡大表示]

 入札には鹿島を幹事会社とする15社のJVが1者だけ参加。5985億円の設計・施工費で落札しました。同JVが採用したのは、次のうちどの工法でしょうか。

  1. 基礎杭の上に床版を載せた「桟橋工法」
  2. 2工法を併用した「埋め立て・桟橋組み合わせ工法」
  3. 鋼製の巨大な浮体構造物を係留した「浮体工法」