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北九州市の小倉都心部を南北に流れる紫川。小倉城そばの川沿いに2018年7月、民設民営のコメダ珈琲店がオープンした(写真:イクマ サトシ)
北九州市の小倉都心部を南北に流れる紫川。小倉城そばの川沿いに2018年7月、民設民営のコメダ珈琲店がオープンした(写真:イクマ サトシ)
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コメダ珈琲店の店舗のそばに、公園利用者が自由に使えるパーゴラ付きベンチや多目的トイレも整備した(写真:イクマ サトシ)
コメダ珈琲店の店舗のそばに、公園利用者が自由に使えるパーゴラ付きベンチや多目的トイレも整備した(写真:イクマ サトシ)
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 西の空に日が沈む頃、北九州市の小倉都心部を流れる紫川周辺に、夕涼みを楽しむ人たちが集まり始めます。水辺でひときわ明るい光を放つのは、市の勝山公園に設置された飲食施設「コメダ珈琲店」です。市が全国で初めて公募設置管理制度(Park-PFI)を導入し、民設民営方式で2018年7月にオープンしました。

 北に大型商業施設「リバーウォーク北九州」、西に観光名所の小倉城、南に市役所が位置する歩行者動線の結節点に当たる場所ですが、改修前は立ち止まる要素がなく、人々は足早に通り過ぎていました。そこで市は、民間活力を生かして都市公園の魅力を向上させるPark-PFIを採用したのです。

 Park-PFIとは、17年に改正した都市公園法によって生まれた制度です。飲食店や売店といった公園利用者の利便性向上に資する施設の設置と、その施設から生まれる収益を活用して誰もが利用できる園路や広場などの整備・改修を一体で担う事業者を公募する仕組みです。

 市はコメダ珈琲店の他にも、紫川の水辺空間がにぎわいを生むように工夫しました。どのような整備を施したのでしょうか。

  1. 直径50mの観覧車を河岸に設けた
  2. 水辺の遊歩道を1kmにわたってつなげた
  3. 川の一部を締め切って25mのプールを整備した