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改修前の九段坂公園。靖国通りの歩道との境に擁壁と植栽帯が続いていた(写真:山田 裕貴)
改修前の九段坂公園。靖国通りの歩道との境に擁壁と植栽帯が続いていた(写真:山田 裕貴)
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 東京都千代田区の千鳥ケ淵沿いにある「九段坂公園」は、2020年3月にリニューアルオープンしました。東京五輪・パラリンピックを契機に、千代田区が整備しました。

 靖国通りと千鳥ケ淵に挟まれた同公園は、東西に細長く約120m続き、西の端で千鳥ケ淵緑道に接しています。園内には歴史のある常燈明台(じょうとうみょうだい)や、大山巌像、品川弥二郎像などがあります。

 今回の改修で、旧公園の西側に接する消防署跡地約500m2を拡張エリアとして公園に編入し、旧公園エリアと一体的に整備しました。

 新しい「九段坂公園」はデザイン上、ある特徴があります。それは次の3つのうちどれでしょうか。

  1. 隣接する堀にちなんで公園内に水盤や水路を配した
  2. 歩行空間と広場を階段でつなぎ「棚田」状のデザインにした
  3. 靖国通りの歩道と車道をフラット化した「シェアドスペース」を採用した