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 徳島県阿波市にある徳島自動車道で、別埜谷(べっそたに)橋の工事が進んでいます。1994年に暫定2車線で開通した徳島自動車道のすぐ隣に新たな橋を架け、4車線にします。

架設工事が進む別埜谷橋(写真:大村 拓也)
架設工事が進む別埜谷橋(写真:大村 拓也)
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 別埜谷橋は橋長27.5m、桁長26.5mの単径間PC(プレストレスト・コンクリート)箱桁橋です。決して長くありませんが、大きな注目を集めています。発注者の西日本高速道路会社と設計・施工を手掛ける三井住友建設が2010年から共同で研究を進めてきた技術を、高速道路の本線の橋に初めて採用するからです。

 その技術とは、橋に使う材料が特徴です。一体、どのような工夫が施されているのでしょうか。

  1. 徳島産の木材を一部に使い、ぬくもりが感じられるようにした
  2. 3Dプリンターで製作した部材を使い、複雑な形状を実現した
  3. 鉄筋やPC鋼材を一切使わず、腐食や劣化の原因を排除した