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2018年春、約70年ぶりに復活した「びわ湖疏水船」。第1琵琶湖疏水のうち、大津市と京都市蹴上(けあげ)をつなぐ7.8kmの区間を観光船として運行する。疏水の流れに逆らう上り便は、船の速度を上げて波の影響を少なくする(写真:生田 将人)
2018年春、約70年ぶりに復活した「びわ湖疏水船」。第1琵琶湖疏水のうち、大津市と京都市蹴上(けあげ)をつなぐ7.8kmの区間を観光船として運行する。疏水の流れに逆らう上り便は、船の速度を上げて波の影響を少なくする(写真:生田 将人)
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びわ湖疏水船の下り便は、大津乗下船場を出航してすぐ、1890年に完成した長さ2436mの第1トンネルに入る(写真:生田 将人)
びわ湖疏水船の下り便は、大津乗下船場を出航してすぐ、1890年に完成した長さ2436mの第1トンネルに入る(写真:生田 将人)
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 滋賀県にある琵琶湖の水を京都へ引き込む「琵琶湖疏水(そすい)」は1890年に完成しました。東京遷都により衰退した京都を復興するため、第3代京都府知事の北垣国道が計画したものです。舟運のための水路を切り開くとともに、発電や水道、農業用水を確保することで近代化を推し進めようとしたのです。

 琵琶湖疏水は、外国人技師に頼らずに取り組んだ明治期の一大土木プロジェクトでした。その工事の責任者を任された土木技術者は誰でしょうか。

  1. 関門トンネルの調査に携わった田辺朔郎
  2. パナマ運河の開削工事に携わった青山士
  3. 台湾で灌漑(かんがい)整備に携わった八田與一